COLUMN

「.doto vol.2」ビジョンブック×「就活」座談会―Vol.5 将来の一歩目に背中を押してもらった本

道東の「今」と「未来」が詰め込まれたアンオフィシャルビジョンブック『.doto vol.2』。

出版1周年を記念して、20代3名によるビジョンブック×「就活」座談会を開催しました。

▼Vol.1「少し先」の自分の未来が見えた本

▼Vol.2 将来や就活に不安でいっぱいな私たちの道しるべになった本

▼Vol.3 なりたい姿のヒントがもらえるビジョンブック

▼Vol.4 ビジョンブックを通して出会うライフキャリア

前回は、就活真っ只中、就活終了、社会人1年目の3人に加え、道東ではたらく”先輩”も交え、「ビジョンブックを通して気づくいろいろな未来」「人生ははたらくだけではないこと」について語り合いました。

最終回となるVol.5では、「ビジョンブックのおかげで自信が持てた!」という実体験のお話です。

登壇者

川端 りん(かわばた りん)
東京都出身、北海道札幌市在住。北海道大学大学院1年生。北海道への憧れがあり大学から移り住み、道東のアンオフィシャルガイドブック『.doto』をきっかけに道東の魅力にハマっていく。現在シュウカツ真っ最中。

丸橋 芽久(まるはし めぐ)
千葉県出身、北海道帯広市在住。帯広畜産大学4年生。小学生から獣医になることを目指して勉強をしてきたが、点数が届かず夢を諦めた。ドット道東のインターンを通してやりたいことを見つけ、志望していた企業に内定が決まる。

吉田 清香(よしだ さやか)
千葉県出身、北海道新ひだか町在住、まちづくりライター(社会人1年目)。北海道教育大学釧路校への進学を機に北海道釧路市に移住。北海道でのさまざまな出会いによって、人生に対する考え方が180度変わっていく。自分の「わくわく」を大切に生きる22歳。

工藤 安理沙(くどう ありさ)
釧路市出身、浦幌町在住。一般社団法人ドット道東広報室長。株式会社リペリエンス ハハハホステル担当。大学進学で地元を離れ上京し、転職を機に道東にUターン。新卒就活で自分の理想と現実の差やミスマッチに悩んだ経験がある。

ビジョンブックで出会う、素敵な”先輩”たち

工藤 ビジョンブックは、私が就活を終えてから出版されました。めぐちゃんは、就活中にビジョンブックを手に取ったことになるのかな。

丸橋 はい。実は、ビジョンブックには本当にメンタルを支えてもらったんです。

工藤 メンタルの支え…!それはまたどうしてだったのでしょう。

丸橋 私は最終的に、北海道の会社から内定をいただいたのですが、面接では北海道が好きという気持ちをたくさん話したんですよね。

工藤 北海道が好き、いいね。

丸橋 北海道が好きというか、北海道の人が好きで。その気持ちはもともと持っていたのですが、ビジョンブックを読んだおかげでより一層強く思うようになったんです。道東にはこんなに素敵な人がたくさんいる、その根拠がビジョンブックにありました。

背中を押してもらえる一冊

工藤 いろんなひとの叶えたい理想やたくさんの人生が描かれているビジョンブックを読んだら、たしかに道東には素敵な人がいるんだって私も確信できます。それに気がついたことが、道東へ帰ってくるきっかけになりました。

丸橋 ビジョンブックのおかげで北海道が好きという自分の気持ちに自信を持てました。きっとそれが伝わって、内定をいただけたんだろうなと思います。

あと、実は内定をいただいた大きな理由がもうひとつあって。ドット道東がきっかけで出会った大人のかたに、就活の面接練習をしていただいたんです。

工藤 そんな出会いがあったんですね。もう少し詳しくきかせてください!

丸橋 その方には、十勝の芽室町へ遊びに行ったときにはじめてお会いしたのですが、当時のわたしは面接を控えていて。そのことを話すと、「就活生の支援をしているから、ぜひ練習に付き合うよ!」と言ってくださったんです。

そのあと、オンラインでお時間をとっていただいて、実際に面接練習をしました。さらにはその方のお姉さん夫婦が私の志望する職種で働かれているということで、コメントをいただくこともできて…

就活生を何人も見てきている方や実際に働かれている方からのコメントはとても貴重でしたし、なによりも「大丈夫だよ!」と背中を押してもらえて。おかげで、面接当日はリラックスして自信を持って、臨むことができました。

工藤 ビジョンブックを読んで背中を押してもらえる感覚になるだけではなく、ドット道東のつながりから実際に言葉を交わすこともできたんですね。道東には素敵な大人がたくさんいて、それが自分の自信につながるってとても素敵なことだと思います。

全5回にわたってお送りしてきた、ビジョンブック×「就活」座談会。
社会へ出るという一歩目を踏み出す時期、ビジョンブックを手に取ることで見えた景色がありました。

就職や将来に悩んでいる方にはぜひ一度、ビジョンブックのページをめくっていただけたら嬉しいです。

他の回はこちらからご覧いただけます。
コラム|道東ではたらく

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文:北海道大学教育学部/ドット道東インターン生

谷 郁果

札幌生まれ札幌育ち。大学1年生の夏に訪れた浦幌町・ハハハホステルをきっかけに、道東にどっぷり。自分の運転で道東を巡ることが目標。

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