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【イベントレポート】2025年10月リトルドートー@東京
こんにちは!
DOTO-NETサポートスタッフの小倉ことみです。
10月18日(土)、東京・世田谷の「HOME/WORK VILLAGE 209ホール」にて、
「リトルドートー@東京」が開催されました。
普段私は帯広にいるため東京開催のリトルドートーにはなかなか参加できず、
今回は念願の参加!その様子をレポートします。
<リトルドートーとは?>
道内外各地で定期開催している、北海道の東側・道東のイマを伝える交流型イベントです。通常の移住イベントのようなブース形式ではなく、ドリンクや軽食を楽しみながら好きな方と会話し、ときどき自治体の方のクロストークも聞ける…といったカジュアルな交流イベントです。
道東のお仕事や暮らしの情報を知ることができたり、参加者のみなさんとのコミュニケーションを通して、道東のイマや新しい仲間と出会うことができます。
▷ 過去の開催情報はこちら
会場は満員御礼!熱気あふれるスタート
ドット道東ボードメンバーのかしこさんによるオープニングから、
イベントがスタート。会場は立ち見が出るほどの満員に!

それぞれの“道東への想い”があふれたトークセッション
今回登壇してくださったのはこちらの4名。

4人について、少しだけご紹介します!
● 坂本 良太さん
東京都練馬区出身で、2021年の転勤を機に釧路へ移住。
地域イベントに参加したり、趣味のモルックで体験会を開くなど、
道東での暮らしを積極的に楽しんできた方です。
坂本さんが驚いたのは、都会では出会えない“非日常”が日常にあること。
満天の星空、すぐ近くに野生動物、行列のない生活、水の美味しさ…。
どれも新鮮で、毎日が発見の連続だったそうです。
また「面白い同年代がとても多い」ことも印象的だったとのこと。
雲海を見ながらリスと朝を迎え、凍った海を走り抜ける…。
「道東の人には当たり前でも、自分には全部が新鮮だった!」と語っていました。

● 羽田野 未莉さん帯広柏葉高校出身。現在は東京で金融系の法人営業として働きながら、
十勝出身者コミュニティ「とかち東京クラブ」の代表として交流会も企画・運営されています。
羽田野さんが語ったのは「地元を離れて感じた良さと課題」。
良いところ
・空が広く、呼吸が深くなる感覚
・素材の味を楽しめる豊かな食
・人のあたたかさ
・ゆっくり流れる時間
東京で過ごすほど、こうした価値がくっきりと見えてきたといいます。
一方で、
「新しいことが始めにくい空気」「車がないと不便」など、課題も。
それでも「少しずつ、みんなで変えていける空気をつくりたい」と前向きな思いを
話してくださいました。
● 鈴木 菜々子さん
北海道夕張市出身のデザイナー/アートディレクター。
愛知県立芸術大学でデザインを学び、カヤックでWEB・プロモーションなどに携わったのち、2025年秋からは都内のデザイン会社で働く予定です。
足寄に滞在した際に狩猟に同行したという思い出を話してくれた鈴木さんは、
自分にとって道東は“憧れの存在”だったと言います。
さまざまな地域と関わる中でも、道東には特別な魅力があり、
「いつかまた、道東に関わって働きたい」と静かに熱く語る姿が印象的でした。

● 小木 竣介さん
神奈川県出身。日本大学生産工学部でUI/UXデザインを学ぶ大学生。
卒業研究では浦幌町を舞台に、地域資源を活かした体験プログラムを設計しています。
小木さんが感じた大きな変化は「人とのつながりの大切さ」。
もともとはSNS交換で終わるタイプだったものの、
道東では距離の近い人間関係に触れ、ご飯やスナックに誘われたり、
観光地やお店を案内してもらったりと、体験がどんどん広がっていったそう。
「人とのつながりが増えるだけで、その場所の楽しさはこんなにも変わる」
という言葉が、とても心に残りました。
自己紹介タイム&交流会
トークの後は、受付で記入していただいた自己紹介カードを使って
自己紹介タイム。

その後はレイアウトを変えて、軽食をつまみながらの交流会へ。
大抽選会つき!自治体PRタイム
津別町・本別町・帯広市・北見市・網走市・滝上町の6自治体が参加し、
それぞれが地域の魅力をギュッと凝縮したPRが行われました。

PRタイムでは、
・移住支援金や補助金制度
・仕事の選び方や地域で活躍している人の紹介
・実際にどんな人が住んでいるのか
・地域コミュニティの雰囲気
など、公式サイトではわからない“リアルな暮らし”の情報までたっぷり。
さらに、実際に移住して働いている方が登壇してお話してくれる場面も!
なぜその地域を選んだのか、どんな仕事をしているのか、移住後のギャップや魅力など、赤裸々に語ってくださいました。
最後には豪華景品が当たる大抽選会もあり、
地域の特産品やここでしか手に入らないアイテムが続々登場。
会場は大盛り上がりで、笑顔と歓声が絶えませんでした。


参加してみて
今回はカメラマンとして参加だったのですが、それでも多くの方とお話しできて
とても楽しい夜でした!
リトルドートーは今回で2回目の参加だったのですが、毎回「初対面だらけで緊張する…」と思いつつ、
始まってしまえばあっという間に楽しくなってしまいます(笑)
もし参加を迷っている方がいたら、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください。きっと思いがけない出会いが、あなたを待っています。
それでは、いつかのリトルドートーでお会いしましょう!