オホーツクエリア
営業 広報 販売

オホーツク・北見市から、「地球の健康を見つめる」 環境大善株式会社 マーケティング室 社員募集中!

ただいま募集期間外

環境大善株式会社

北海道北見市端野町三区438-7

こんにちは。道東・斜里町にてライター活動をしている、中山よしこです。

もうすぐオホーツク海に流氷が到来するせいか、寒風が身にしみる毎日です。しばれる~~~(北海道弁で「凍える」の意)!

そんなオホーツク管内における最大規模の都市、北見市から「環境大善株式会社」の求人をお伝えいたします。

北見市といえば、玉ねぎ生産量日本一!カーリング!!そして環境大善「きえ~る」!!!……が、並ぶ日も近いかも。

同社は牛の尿を微生物で発酵させることで生まれた「善玉活性水」をもちいて、主力商品であるバイオ消臭液「きえ〜る」や、土壌改良材「液体たい肥 土いきかえる」(以下、「土いきかえる」)など、様々な商品の研究開発・製造販売をしています。

「北の大地から地球の健康を見つめる」—。この思いが反映された商品の詳細については、同社公式サイト内「環境大善物語」と、昨年8月の#道東ではたらく求人記事をぜひお読みください!

今回は、おもに商品の販売戦略を立て、市場調査や展示会への参加、ECショップの運営、メディア対応など幅広くPRに携わる「マーケティング室」の人材を募集しています。

いわば環境大善の「顔」あるいは「窓口」といえるマーケティング室。どのような方々が働いているのでしょうか。
そもそもマーケティングって何?
どんなルーティンで働いているの?
やりがいは?……などなど、数々の疑問にお答えいただきました。

環境大善株式会社では、一緒に働く仲間を募集しています

<募集内容>

https://kankyo-daizen.jp/jobs/

<こんな人におすすめ>
・地球の健康を見つめる というスローガンに共感できる方
・自然や環境に興味関心がある方
・オホーツク北見市を拠点に、世界の諸課題を解決したい方
・わからないことや、はじめてのことを楽しめる方
・マーケティングやブランディング、研究開発に興味がある方

①マーケティング室長/中川和信さん
「全国に環境大善のファンを増やすのが仕事」

─── 現在、中川さんは札幌からリモート勤務されているそうですね。(※中川さんの取材はオンラインで行いました)

はい。取引先が多岐に渡りますので、札幌から各地へ商談に出向くことが、私のルーティンになります。

東京、神奈川、大阪、九州……月の半分が道外ですね。それプラス、年10回ほど展示会に出展して、商品の魅力を発信しています。

─── 出張ばかりで大変かと思いますが、だからこそのメリットはありますか。

例えば、ローカルで展開しているチェーン店もたくさんあるんです。そんなお店を見つけ、私たちの商品を置いてもらうことは非常にやりがいがあります。
北見を拠点にしつつ全国のマーケットを俯瞰し、商談できる仕事はそうそうないと思います。

販売会ブースにて

─── なるほど。前職もマーケティング的なお仕事をされていたとか。

はい。家庭用品を5万点くらい扱う商社に約20年間、勤務していました。百貨店からコンビニまで流通について得た知識は、ここに転職した後も生かせています。

私が環境大善の商品の魅力にとりつかれてしまったというか……今年で入社5年目です。

─── 環境大善におけるマーケティング室とは、どのような役割を担っているのでしょう。

そうですね、まず弊社の代表的な商品から説明します。土壌環境を改善する『土いきかえる』、水質改善や消臭をする『きえ〜る』など、シリーズ・容量別に160種類ほどあります。

その基本コンセプトは『土、水、空気を本来あるべき状態に戻し、善玉活性水を通じて、お客様の快適な暮らしを叶えるお手伝いをする』ということです。

それら商品が生まれた背景や使用事例を、販売店で勉強会を開いて伝えることに重きを置いています。何万点も商品がある問屋や販売店に情報なしでお任せだと、棚から消えてしまう可能性がありますから。

─── 勉強会ですか……なんだか難しそうですが……

我々の商品は一見して、少々わかりづらい商品ですので(笑)、30分から1時間ほどじっくり説明して理解を深めていただき、環境大善のファンになってもらうのがねらいです。

お客様に商品の魅力を伝えるには、繋いでくださるお店側から愛情を持って売っていただきたい思いがあります。お店の方に丁寧に説明することで、陳列で良いポジションも得られるかもしれない。

実際にお店の方やバイヤーさん個人に購入していただき、リピーターになってくださることが一番うれしいです

─── 「きえ~る」の愛用者はどのような方が多いのでしょうか。

室内用や洗濯用など、暮らし関連商品の購入層は多くが女性です。バイヤーさんも女性が非常に多いので、これからマーケティング室も女性の視点がますます必要になってくると思います。まだまだ国内外で商品を置いてもらえるのびしろがあるので、ともに販路拡大してくれる人材を求めています。

─── ちなみに、たくさんの店が並ぶ展示会で、パッとお客様の心をとらえるコツなんてありますか?

それを今からお見せいたします。おーーーい、竹井くん!

②マーケティング室/竹井涼さん「理系のキャリアを生かした広報活動を」

「商品の魅力にとりつかれた」中川さんから、「環境大善で人生が変わった」竹井さんへとバトンタッチ。

なんと竹井さん、#道東ではたらくの記事を読んで昨年2月、関東の自動車部品の研究開発職から環境大善に転職されたそう。

─── 竹井さんは今度、展示会ブースでソロデビューされるそうですね。

そうなんです。今までは誰かと一緒に出展することが多かったのですが、初めて一人で担当します!

まず、こちらのプラスチック容器。底に虫さされ用の塗り薬を塗りました。においを嗅いでみてください。

─── うわっ!ツンとアンモニアのキツいにおいがします……!

ここに『きえ~る』をかけます。すると……?

─── あっ!?アンモニア臭は消えて、ハッカのようないいにおいが残りました。

はい。『きえ~る』の効果としては、花などのよい匂いを消すことなく、腐敗臭やアンモニア臭などのイヤな臭いだけを消すのが特徴です。……というような流れをお客様の前で実演します。

─── 素晴らしいつかみ、ありがとうございました。でも竹井さん、もともとは広報とは関係ない職種だったんですよね。なぜ転職されたのでしょうか?

前職はLEDの研究をしていて、自動車のヘッドランプなどの開発に携わっていましたが、通勤時間は片道2時間、家族との時間が持てず、自然の多い環境で育児をしたい思いもありました

故郷の北見では理系の企業を探すのは難しいだろうなと思っていたところ、#道東ではたらく で、環境大善の記事を発見し、ここなら!と決めました。

会社からは理系のキャリアを生かした、研究職とマーケティングの橋渡し役として期待されているのだろうなと感じています。

─── 北見へUターンするにあたって、ご家族の反応はいかがでしたか。

割と賛成でした。車で1時間も走れば湖や海、登山に温泉など、レジャーに事欠かないのは大きな魅力です。

この地域で車の運転は必須ですし、冬はマイナス20度になる日もありますが、時間にゆとりが生まれたせいか、仕事もプライベートも落ち着いて考えられるようになりました。

あとはお客様に農家さんが多いので、秋になると毎週のように野菜をいただいたり……こんなメリットもあるんだなあと思いました(笑)

─── 個人的に理系の方は、人とのコミュニケーションより研究に没頭されているイメージが強いのですが、竹井さんはいかがでしょうか?

確かに前職では研究に没頭していたのですが、ここに入社する際の才能診断テストで『聴く力』『書く力』が自分の強みだとわかり、未経験ながら広報は向いているのではという期待を受けました。

昨年2月に入社して、1年間でニュースリリースを150件ほど発信しました。

─── 150件!すごいペースですね……!

昨年の環境大善は経済誌「Forbes JAPAN」が中小企業を表彰する「スモール・ジャイアンツ・アワード」にファイナリストとして選ばれたり、ブランディングがグッドデザイン賞ニューヨークADC賞を受賞したりと、ニュースバリューのある話題が続きましたので、発信し続けたやりがいはありましたね。

─── 商品広告はむやみに出されてない印象ながら、常に何らかの雑誌では取り上げられていますね。

そうですね。プロダクトの面白さや、SDGs的な観点から徐々に注目度が上がっています。記者会見の場を設けるとか、メディアに記事として掲載されやすいようなアクションを考えるのも仕事の一つです。

環境大善商品が掲載された雑誌

─── お仕事はどんなルーティンでしょうか。

社内でのデスクワークが中心です。社外のWebディレクターさんと連携してSNSで情報発信したり、展示会の準備、お客様からのメールや電話の対応を、その日の優先度に応じてやっていきます。

広報の仕事は初めてでしたが、先輩方に相談に乗ってもらえたり、サポートしてもらえる環境だったので、職場には意外とすんなり慣れることができました。

環境大善は執行役員以下の役職がないんです。上下関係の少ない、フラットな関係の組織づくりに会社全体で取り組んでいるのが特徴ですね。

マーケティング室も、中川室長以外の4人は年齢差こそありますが、立場的にはフラットなので、なじみやすい環境でした。

─── どんな仕事仲間を求めていますか。

新しいチャレンジの多い職場ですから、言われたことだけをこなすより、自主性が大事だと思います。
地球環境を良くしたいとか、発酵について興味があるとか、環境大善のビジョンに共感していただき、北見にも住んでみたいという人がいましたら、すごくうれしいです」

③マーケティング室・農業資材営業担当 板橋弘行さん「地力を高めた、きれいな土壌を次世代に」

32歳の竹井さんより31歳年上の「同僚」、63歳の板橋さんは「土いきかえる」や植物の保護液「無農薬への道」など農業資材の営業を一手に担っています。

農家さんとのコミュニケーションや、商品を通した地球環境に優しい農業のあり方などについてお聞きしました。

─── 環境大善の農業資材の購入層は、どのような方々がメインなのでしょうか。

環境大善は、もともと廃棄されるはずの牛の尿を微生物で発酵させて善玉活性水をつくり出し、アップサイクルして製品化してます。

その趣旨に賛同し、有機栽培や無農薬栽培など安心・安全な作物づくりにこだわる農家さんが多いですね

化学的な加工を施した殺菌剤や除草剤だと良い菌も悪い菌も死滅してしまいます。本来、土が持っている土壌菌……栄養素や有機質を維持した『地力』があれば、気象条件にも左右されない元気な作物が育つはずです。

でも、農家さんとしては虫に食われていない、見栄えのいい作物を商品として出さねばならないわけで、農薬などを使わざるを得ない現状があります。それが続くと土壌汚染がどんどん進んでいく。

そこで『土いきかえる』などによって、化成肥料や農薬を少しでも減らしながら土壌改善できるよう提案しています。

─── 「地力」って、すごくいい言葉ですね。

よく『土づくり』という言葉も使っています。土の中には微量要素と呼ばれる、作物の生育に不可欠な栄養素が含まれていて、『土いきかえる』を入れることでそれらが活性化されます。

─── 板橋さんは、営業活動を通して農業コンサルのような役割も担っているんですね。

土壌菌自体は目に見えないものですから、最初はなかなか……。反応いただくまで時間がかかりました。でも地球資源が乏しくなっている今、牛の尿をアップサイクルする循環型の環境大善製品は、受け入れられている感がありますね。

昨年10月はオホーツク地方の大空町から土壌改善の依頼を受けて、人気観光スポット、東藻琴芝桜公園でドローンを使って『土いきかえる』の散布をしました。

意識の高い農家さんは、どんどん関心を持ってくれています。

『農薬を散布した後のビニールハウスには入りたくない』『家族で食べる野菜だけは無農薬のものを』という声もよく聞かれます。

そんな農家さんに土の環境を良くしてもらい、次世代の方々に綺麗な状態で渡してもらえるよう、サポートしていきたいです。

農家さんと土壌環境について話し合う板橋さん

─── 板橋さんの経歴を教えていただけますか。

昔は車メーカーでメカニックや営業を担当していました。その後は有機肥料の販売会社で営業を担当し、環境大善商品も卸していて、先代社長(環境大善・現会長の窪之内覚さん)との出会いが現在への転機になりました。59歳からの再スタートですね。今年で入社4年目です。

今も道内各地、いろいろな地域に行くので、苦労されている農家さんにも出会いますよ。例えば最近では、ある観光果樹園さんがコロナ禍で経営が難しくなって、野菜をつくることになった。

でも野菜づくりには向かない固い土質だし、病害もなかなかおさまらないという連絡を受けて、土壌菌のバランスを整えるお手伝いをしました。

有機栽培というのはなかなか勇気のいることなんですよね。農薬を使わず虫や病害と戦って、手間ひまかけて頑張っている農家さんたちを応援していきたいです。

─── 農家さんと二人三脚のお仕事ですね。

積極的にコミュニケーションをとって、楽しみながらマーケティングしています。ワイン用のブドウ栽培も面白いですよ。『味見しながら収穫してください』と誘っていただいたりね。こだわりを持った農家さん同士が繋がっているので、紹介でどんどん繋がっていきます。

まずは家庭菜園にお試しで商品を使ってもらうことから付き合いが始まるパターンもあります。家庭菜園をやっている農家の奥さんから旦那さんに伝わって『じゃあ畑でも使ってみるか』という事例が10件ほどあります。

─── 板橋さんから見て農業資材の販売は、どんな人材が適していますか?

とにかく農家さんの話に耳を傾けられる人かな。農作物が好きで、食に関心があるとか。僕は農業関係の学校には行ってないけれど、関係する本を読んだり、話を聞くことを重ねて、同じ視点でコミュニケーションがとれるようになりました。

農家さんって作物をつくるだけじゃないんですよ。機械や気象、経営など、総合的にいろいろなことを知っている方が多いので、本当に勉強になります。

—–

いわゆる「営業マン」といえば、舌鋒鋭く、明るく、トークが上手で……というイメージを持っていましたが、環境大善マーケティング室の方々に感じたのは「誠実さ」「傾聴力」そして「未来の地球環境への思い」

紆余曲折を経て今の場所に辿り着いた3人と、環境大善はまさに発酵のときを迎えています。
「土・水・空気をあるべき状態に」「地球の健康を見つめる」―。このスローガンに共感し、ともに地球環境を考えたものづくり、SDGsに向き合ったマーケティングに挑戦されたい方は、手を挙げてみませんか。

雇用体系
正社員

募集職種
マーケティング室 スタッフ

仕事内容
「善玉活性水」の市場を創り出すのが環境大善マーケティング室のミッションです。
日本は元より世界での消臭・土壌・水質、その他の使用可能性を調査し、善玉活性水を社会実装していきます。

①日用雑貨営業担当
●代理店への営業
●展示会の参加
●小売店への勉強会開催
●自社ECショップの運営
●マーケット開拓
●SNSを活用した情報発信

②農業資材営業担当
●地域の農家さんや農業関連団体への営業
●農業展示会に参加
●農業試験とデータ収集
※今後は海外向け販売についても強化していく方向です

歓迎スキル
●営業職経験
●コミュニケーション力(聴く力・伝える力・議論して最善を尽くす)
●パソコン操作(Excel・Word・PowerPoint・ビジネスチャット等)

給与
当社規定による(資格・スキル・年齢等を勘案し決定します)

手当・福利厚生
●通勤手当 ●残業手当 ●職能手当
●社会保険完備 ●退職金制度 ●制服貸与 ●書籍・資料購入代補助 
●製品購入補助

勤務時間
8時30分〜17時50分(実働8時間)

休日・休暇
●完全週休2日制(土・日) ●祝日
●年末年始(12/30〜1/4)●GW ●お盆休み
□年間休日:127日□6ヶ月経過後の年次有給休暇日数10日

勤務地
北海道北見市端野町三区438番地7
【交通アクセス】 JR『端野駅』より徒歩10分

その他
要普通免許
採用までの流れ
お互いに幸せになる為に企業にフィットするかどうかを考えております。 そのためオンラインを含め3回〜の面談を予定しております。

▼お問い合わせ
recruit@kankyo-daizen.jp

執筆者

中山よしこ(シリエトクノート)

北海道斜里町出身。札幌市からUターン後、地方紙記者を経て2011年に斜里町内の仲間と「シリエトクノート」を創刊(休刊中)。以後、DTPオペレーターとライターの傍ら、謎のコミュニティカフェ「ヒミツキチこひつじ」、移動古書店「流氷文庫」など、節操なく活動中。

Twitter:シリエトク ノート

  • Twitter