仕事も暮らしも楽しむ大幸建設。学びと挑戦を味わう土壌とひと手間
人口約109,000人、オホーツクエリアの中核都市である北見市。そのまちに拠点を持つ大幸建設株式会社。
北見市を中心に道東地区で、公共物件やビルなどの大きい物件からアパートなどの住宅まで幅広く手掛けている会社です。建設工事の職人さんを指揮監督し、工事全体を管理しています。
キャリアサポート、子育て支援、年間休日日数が123日(令和7年度)、ボランティア休暇などの休暇制度も充実し、より働きやすい環境づくりにも力を入れている企業です。
大幸建設では現在、公共建築や民間建築、住宅などの施工管理や住宅設計の人材を募集中。
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大変な仕事であるイメージもある建築業ですが、大幸建設の社員さんを訪ねると皆さんの朗らかな表情が印象的でした。
実は、大幸建設は社員一人ひとりが仕事と私生活の調和を図りながら安心して働ける環境づくりに取り組んでいる事業所を認定する「きたみワーク・ライフ・バランス認定事業所」に最も評価の高い第3ステージで認定されているのです。

仕事と暮らしの両方を楽しめる大幸建設。
今回は建築工事部課長・酒谷琢也さん、設計室マネージャー・林さん、住宅部係長・鈴木さんの3名の方々にお話を伺いました。
幅広いからこその働きやすさと育ち活かされる経験値
中途入社の酒谷さんと林さん、そして新卒入社の鈴木さん。入社のきっかけは三者三様でした。

酒谷 大幸建設には、自分自身の技術を向上させるために入社しました。前職で共同プロジェクトに参加していたときに大幸建設の上司と仕事をすることがあったんです。頼りがいがあって、この人と一緒に仕事ができたらなという気持ちが大きかったです。
入社してみると、やはり知識が豊富で教えてもらう技術もさまざまで知らないことばかり。自分のためにもいいことだと思いますし、勉強になります。
林 私はちょうど前職の会社が畳むタイミングで、大幸建設で設計の人を探していると建築関係の友人から聞いたんです。知っている会社でもありましたし、前職の木造の工法の経験を活かせるということが入社の決め手でした。入社当時は子どもが小さかったので条件が合わなければ厳しいと思っていましたが、面接のときに状況や条件を細かくすり合わせることができました。
最初はパートだったので、皆さんより遅く出勤して、子どもが熱を出して早退しないといけないときも快く休ませていただいていたので、特に困ったことはなかったですね。
子どもが大きくなったときに、正社員にならないかと社長から話があり、ありがたいなと思いながらお受けしました。
鈴木 私は新卒入社なのですが、技術専門学院時代に会長の講話を聞いたことが入社のきっかけでした。学校にさまざまな求人票は来ますが、会社や人は見えないので、講話で会長の人柄と社風を知れたのは大きかったです。
新卒は、やりたいことが決まっている人ばかりではなくて、建築に興味はあるけどやりたいことがわからない状態の人もいると思うんです。大幸建設は木造だけでなく大きな建物もあって、さまざまな経験ができるし、経験豊富な上司が多いので勉強できる部分がたくさんあると感じています。なので、幅広く経験していく中でやりたいことを見つけていけるのは弊社の強みだと思います。
―仕事ではどのような業務をされていますか?
酒谷 建築の施工管理を担当しています。品質管理や安全管理、工程管理など、書類や図面の作成とやることはさまざまです。小さな現場なら一人で行いますが、規模が大きいときは担当を分担することが多いです。
鈴木 木造の施工管理を担当していて、内容は建築の施工管理とあまり変わりません。特徴としては、個人のお客様が中心なので、打ち合わせや細かい変更が多いかもしれません。

―お仕事でやりがいを感じる部分や印象に残っている業務はありますか?
酒谷 一番印象に残っているのは北見信金の本店の建設です。新しい特殊な技術を用いたのですが、当時初めて見るものだったのですごく面白くて楽しかったんです。工事は大変なこともありましたが、完成したときは達成感を感じました。
鈴木 現場ごとに内容は変わるので、現場に行くたびに新しく学ぶことがあり、面白いです。木造は個人のお客様が多く、喜んでもらえる瞬間が一番うれしいですね。
林 建売を年に数棟担当しており、任せていただける部分が多くて、使ってみたい材料や新しい商品に挑戦して取り入れていけるところがすごく楽しいです。もちろん会社で話し合う部分もあって、どこまでできるのか調整しながらも、ある程度やりたいことをやらせていただいています。
学び、挑戦する楽しさ
「楽しい」「面白い」という言葉とともに目をキラキラと輝かせる3人。そこには3人の共通点だけでなく、大幸建設で求められる人物像の輪郭が浮かんできました。

林 新しいことを楽しめたり、自分から考えたり提案したり、挑戦することが好きな方が向いていると思います。社長自体も新しいものに挑戦していく方だし、こういうのをやってみたいと言えば受け入れられる体制はあるので、自分なりの意見があって、どんな仕事でも興味を持って楽しめる人がいいですね。
酒谷 スキルとしては、コミュニケーション能力があるといいです。職種的にも職人さんが多い現場もあるので、連携を取れるように周囲のメンバーと協力し合って、自分で目標を達成できるような人物が向いていると思います。
鈴木 職種柄、管理をしていくうえで細かいところに気づける人も向いていると思います。細かい配慮が喜ばれる結果に繋がることが多いです。
酒谷 新卒も中途も、やはり意欲のある人が一番です。仕事に対して真面目に誠実に取り組めることが大切だと思います。

コミュニケーションが広がった“チェックイン”
取材の緊張がほぐれてきたとき、3人から見られたのは和気あいあいと語り合う姿でした。話を深めていくと、世代間のギャップを感じさせないその雰囲気には、とある工夫がありました。
―職場の雰囲気や環境、感じられている会社風土はどのようなものでしょうか?
酒谷 頼りになる人が周りに多いので、わからないことも相談し合えるような雰囲気が強みです。対話能力もみんな長けているので、コミュニケーションがしっかり取れるいい環境だと思います。
林 ピリつくような上下関係はなく、フラットな職場だと思います。たとえば、専務も仕事の話は厳しくきちんと指導してくれるけど、雑談も楽しめて、壁は感じないです。一番若い社員は21歳ですが、飲み会になると最後まで一緒に楽しんでいます。
酒谷 相談事だけでなく、仕事以外の話も話し合える空気ですね。
林 朝礼で「チェックイン」をするようになったのが大きいと思います。毎日一人当番制で回ってきて、仕事関係なく最近の気になったことや良かったことを話しています。それをきっかけに共通の話題が生まれて雑談につながることが多いです。

酒谷 月1の定例会議でもチェックインをしているのですが、その際は一人ずつ話しています。いろんな情報や話題が出て、そういう話をするだけでもコミュニケーションが取れるし、会議の雰囲気も良くなります。終始仕事の話しかしないのもつまらないですし、少しの話題からでも1日を楽しんでいる実感が持てますね。
林 チェックインでは必ず話さないといけないので、はじめはチェックインを楽しめていなかった喋るのが苦手な人も、「伝える能力」は確実に上がります。
酒谷 私自身、人前で喋るのが苦手だったので、チェックインは本当にいい機会になりました。
鈴木 若手の立場から言うと、とても話しやすい環境だと感じています。上の人から話し掛けてくれることが多いので助かります。
酒谷 やっぱり楽しく仕事をしたいので、仕事の話も雑談も話したいと思いますね。
林 住宅案件は特に子育て世代や若い世代が多いので、若い社員と話すと新しい情報や今どきの感覚を知れて、お客様とのコミュニケーションに役立っています。
気持ちよく仕事ができる工夫
朝礼や定例会議時のチェックインだけでなく、働きやすさに繋がる工夫は他にもありました。
林 ささやかなことかもしれませんが、エスプレッソコーヒーが飲めることは仕事の中の楽しみの一つになっています。もともと飲む人たちから集金してコーヒーを用意していたのですが、エスプレッソマシンが導入されたときはうれしかったです。浄水タイプのウォーターサーバーも導入されてありがたいです。お客様が来られたときもすぐにお出しできるし、おいしいと言ってくださいます。
酒谷 僕もエスプレッソは仕事の楽しみですね。他にも、情報のやり取りはメールではなく、社内の共有ネットワークを通じて情報をやり取りし、仕事の効率化を図っているのも弊社の強みです。効率化により残業時間も無くなり、自分の時間をつくることができます。携帯を持っていればどの現場にいても情報共有できるのは便利です。
それから、毎週金曜日に3S(整理・整頓・清掃)活動があって、社内を整頓して、快適な職場環境を実現し、円滑に業務を進められるような取り組みをしています。こういった取り組みの積み重ねによって仕事がしやすく、自分の時間を大切にできる会社だと思います。
背中を押す楽しむ暮らし
移住を伴う就職となったとき、気になるのが「そのまちを楽しめるか」、そして「人との出会いはあるのか」というところ。仕事以外も楽しむ上でより暮らしを豊かにしてくれる要素です。そこで、北見出身の林さんと鈴木さん。そして、網走出身の酒谷さんに北見での楽しみ方を伺いました。

鈴木 趣味がキッチンカー巡りで、北見市でキッチンカーが来るときはよくそこに足を運んでキッチンカーのごはんを食べるのを楽しんでいます。お気に入りのキッチンカーは周辺地域で出店されているときもドライブで買いに行くことがあります。弊社の50周年記念でファミリーランドを無料開放したときにキッチンカーを呼んだのをきっかけに、いろんなキッチンカーのSNSをフォローして最新情報をキャッチしています。
林 建築士が入る建築士会という会があって、そこでは建築の勉強をしたり、発表会があったり、さまざまな行事を楽しめます。そういう場所で同じ業種の人と関われて、コミュニケーションの輪が広がります。建築士会の女性部会では、みんなで新しい建物を見学して勉強をしたり、お花を習ったりと建築以外のことも楽しめます。
社外活動への参加も会社で積極的に進めているため、町内会長や建築士会会長をするとなったら「地域貢献手当」というものが出るのはありがたいシステムです。
酒谷 焼肉が好きで、家族や友人と集まって自宅の庭で焼肉をします。北見は精肉店が多いし新鮮な肉も多いです。そして安い。サガリとホルモンが特別おいしいです。夏になるとどこかしらの庭から焼肉の匂いがしますよ。夏は自宅で、冬は店で楽しみます。
林 北見厳寒の焼き肉まつりや、たんのカレーライスマラソンなど、面白いイベントは多いかもしれませんね。カーリング体験もできますし、スキー場もあります。近距離に仁頃山もあるので登山も楽しめます。
酒谷 周辺地域も含め、自然が綺麗なところも多いので、ドライブも楽しいです。
現場によっては残業があったり、休日出勤があったりするのですが、その現場が終わると会社自体が社員を休ませるようにしていて、1週間や長いと2週間とまとめて休みが取れるので、その時間で旅行など行きたいところに行って楽しんでいます。普通なら、次の現場があればすぐに次の仕事だと思いますが、調整してくれるのでありがたいです。
仕事だけでなく、プライベートも楽しめる工夫が散りばめられている大幸建設。よりよい環境づくりに取り組み、変化を楽しむ社員さんの姿は、建設業への印象を変えていくようにも見えました。
建築業や大幸建設へ興味が湧いてきた方は、大幸建設の採用サイトもぜひご覧ください。ご応募お待ちしております。
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仕事も暮らしも楽しむ大幸建設。学びと挑戦を味わう土壌とひと手間
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屈橋 毬花
愛媛県生まれ鹿児島県育ち北海道北見市在住。
高知大学人文社会科学部人文社会科学科心理学プログラム卒業後、株式会社下園薩男商店(鹿児島)に勤務。広報・商品にまつわるテキストライティング・店舗立ち上げを経て、2022年にフリーライターとして開業。会社員兼フリーランスとして活動を続ける。2025年より「自分が自分を認められる社会」をミッションに「花影綴り」の名で、本づくりサービスや思考整理サービスなど書くことと対話することを掛け合わせながら、記憶と想いの整頓屋として活動中。
好きなものは、スパイスカレーと古着と紙本の匂い。座右の銘は「苦しむも本望」。