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【釧路でインターンシップ!】君には何が向いている?働きながら得意分野を見つけられる山下コンサルタント株式会社【#道東天職活動】

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この夏、就職活動に向けて釧路市とドット道東がお届けするインターンプログラム「#道東天職活動」

学生のみなさんに、まだ知らない仕事の世界や裏側があるかもしれない、ということを一つでも多く見つけてもらいたく、釧路に本社がある企業や業界を学ぶことができるインターンシップをご用意しました。

今回インターンシップを実施するのは、釧路市に本社を置く3社。
釧路にゆかりがなくても、この夏、3日間のインターンシップを通して新たな自分自身を発見してみませんか?

<こんな人におすすめ>
「体を動かすフィールドワークが好き!」
「誰も歩いたことのない場所を調査してみたい」
「資格取得に興味がある」
「街の風景づくりにつながる仕事がしてみたい」
「ドローンや3D CADソフトに触れたい」

空き地や道路脇などで、三脚が付いた機械を何やらジ〜ッと覗き込んでいる人、見たことありませんか? 私はその様子を目にするたび、一体何が見えるのか覗いてみたい……という衝動にかられます。

こんなことをしている人、街中で見かけたことはありませんか?

じつはコレ、見ているのは機械の正面に立つ人が持っている「標尺(ひょうしゃく)」と呼ばれる棒に書かれたメモリの数字や、光を反射する「プリズム」というもの。土地などの高低差や面積を測る「測量」の仕事の一つです。

ご紹介する山下コンサルタント株式会社は、1961年に釧路で「山下測量設計事務所」として創業して以来、測量調査や土木設計を中心に実績を重ねてきた企業です。現在ではその仕事内容は多岐にわたり、土地や建造物、土木工事などに関係するさまざまな業務を請け負っています。

2024年夏、測量をはじめとする業務の魅力や面白さを体感してもらい、山下コンサルタントの魅力をPRする方法を考えるインターンシップを実施します!

まちづくりに興味のある学生はもちろん、「自分の得意なことがわからない……」「何に興味があるかわからない……」という絶賛迷い中の方にオススメの3日間のプログラムです。

今回は、山下コンサルタントが手がける「補償調査」という業務の現場を見学させていただきました!

形をつくる次の誰かへ、バトンをつなぐための最初の仕事

訪れたのは釧路市内から車で20分ほどの昆布森(こんぶもり)地区。のどかな漁港を見下ろす高台の一角で、スタッフの皆さんが手際よく作業を進めていました。現場の安全を確保しながら案内してくれたのは、営業部課長の佐藤純さん。

― 補償調査というのは聞き慣れない言葉ですが、どんな業務ですか?

佐藤 簡単に言うと、土地の境界や面積、建物、設備などを現地調査して、その価値を割り出す仕事です。建物の内外にあるものにも何らかの価値がありますから、それも算出するんですよ。

この日見学させてもらった補償調査では、ありとあらゆる箇所を丁寧に計測していました

― なんだか鑑定のようですね!

佐藤 そうですね。多くの場合、公共用地を取得しようとする際にその価値を算出するための調査です。たとえば「道路をこの山に通したい」となった時は、そこに生えている木の種類や本数も調査しないといけません。

― 1本1本の木を!?

佐藤 はい。木は資産なんですよ。木材として使える木なら、太さによっても価値が変わってきますよね。その補償調査をするためには測量も必要です。ざっくり「あの辺の土地」という表現では工事を計画する際にはっきりわからないので困ってしまいますよね。だから土地の緯度・経度、面積、地形などを立体的に正確に調べて、さらにその中にある植物や人工物を調べる。場合によっては希少な動植物が棲息していたりしたら、計画から見直しになることもあります。

― 途方もない作業に思えますが、未踏の地に入るのは開拓者のようでワクワクしますね。

佐藤 測量って、土木工事では地質調査や環境調査の次の作業、本当に初期段階の仕事なんですよ。すごく目立たないし、測ったこと自体は目に見える物として残らない。でも測量を元に工事の設計をしますので、我々がいなければ次の段階に進められないんです。インフラを支える仕事ですよね。道路が通れば地図に残りますし、家族や友人に「この道路は僕らが測量したんだよ」って自慢もできます。道路工事や建設工事に欠かせない仕事として、やりがいがあると僕は思うんです。

何かに特化するか、幅広い技術を身につけるか

佐藤 工事でいうと、弊社はコンサルタント業務もしているので、測量後の土木設計も自社で行なっています。道路ならどういうカーブや勾配の道をつくるかだけでなく、工事車両を停める駐車スペースや施工会社のヤードをどこにつくればいいのかも測量と設計が必要です。その設計を発注者にお渡しすると、今度は実際の工事を進めるために依頼者は土木工事業者に工事発注をするんです。弊社の発注者は基本的に、町や道、国などの官公庁です。

対象となる範囲を数十mずつ移動しながら、専用の機械で測量を進めていきます

― 測るだけでなく、こんなふうにつくればいいよ、という提案もしているんですね。

佐藤 そうです。ほとんどは釧路・根室管内の仕事ですので、農地の設計もします。牧草を刈るときにトラクターが傾かないよう土地の凹凸をなだらかにするために、どこの土を切ってどこに持っていくとか、排水のための暗渠(あんきょ)の設計とか、農道設計とか、幅広くやっています。

― いただいたお名刺の裏には可能な業務の案内がずらりと並んでいますね。

佐藤 専門用語が多くてなかなか仕事内容が想像できないですよね。それだけ幅広い知識と技術が求められる業界でもあります。測量調査、土木設計、補償調査のほかに、橋や路面などを点検する維持管理や専門職の情報処理業務もあります。社員のなかには多くの仕事を広く網羅したいという人もいれば、何かに特化して極めるほうが向いているという人もいる。幅広く仕事があるからこそ、何か苦手なことがあっても、どこかで自分に合った活躍の場を見出せる会社だと思いますよ。

― 入社後はまずどんなお仕事から始めますか?

釧路市出身の神田本部長。地元の高校で土木を学んでいたそうです

引き継いだのは、この日の現場を取り仕切っていた技術本部長の神田健次さん。優しい話しぶりのなかにも、現場で技術を磨いてきた人の貫禄が漂っています。

失敗して、体で覚える。現場から自分の道を見つけてほしい

神田 入社してすぐはとにかく現場に連れて行って、測量のポールを持ったり、簡単なことをしながらその作業がどういうものなのかを徐々に理解してもらいます。そのあと、測量の機械に触れていく。最初の1年は、どんな道具をどう使うのかを触って覚えるような感じかな。現場の状況や道具がない机の上で教えたところで、覚えられないですよ。やっぱり、現場に行って体で覚えていくことですよね。最初の3年くらいはそれこそいろんな現場に行きます。まずは肌で感じてもらうのがいいかなと。

― そのなかで、だんだんと自分のやりたいことの方向性が見えてくるものですか?

神田 そう考えています。僕がこの業界に入った頃は好き嫌いが言えるような時代じゃありませんでしたから、とにかく「もうこれしかないだろう」っていう思いでやってきましたけど、若い人が嫌になるような環境にはしたくない。できるだけ向いているものを見つけてやりたいですし、本人たちの気持ちも大事にしてやりたい。本当にいろんな仕事があって全部がつながっているわけでもないので、なが〜い目で見て、分野ごとにチームが組めるようになればいいかな。

― ある程度、現場を任せられるようになるまでには何年くらいかかるものですか?

神田 測量に関しては、一人前の技術者といえるようになるには僕は10年かかりました。建物の調査なんかも、完璧に覚えるならやっぱり5年くらいはかかる。あとは本人のやる気次第でもありますよね。今は失敗が許されにくい時代というか、会社の責任になってしまうことが多いですが、僕は失敗しないと覚えないと思っています。だから「失敗してもいいからチャレンジしてこい」と、よく言っています。一人前になるまではサポートしますし、やっぱり現場は間違いの繰り返しから覚えていくものじゃないかな。

なんでも聞ける、挑戦もできる。若手がのびのび育つ職場環境

じつはこの日、20代前半の若手が現場での作業に参加していました。入社5年目の坂下未里さん(22歳)と、3年目の久保優太さん(20歳)、釧路市出身の二人です。

― 今、お仕事はけっこう覚えてきたような段階でしょうか?

久保 僕はまだまだです。

坂下 私もいろんな現場に行かせてもらいましたが、まだまだですね。今回の補償調査も、今日が初めてなんです。いろいろやらせてもらうなかで、自分に合う仕事を見つけられたらいいなと思っています。

久保 僕は補償の仕事は2回目ですが、まだきちんと触れていない仕事がたくさんあります。これまでの仕事では山の立木の調査での山登りが本当に辛かったんですが、現場が終わったあとの達成感がすごかったんです。やっと終わったんだっていう、その感じが楽しかったんですよね。辛いんですけど、また行きたいような、行きたくないような(笑)。

坂下 今はほとんどが初めてのことばかりで覚えないといけないことや資格の勉強がたくさんあって、まだ何がしたいのかは定まっていないですけど、女性ならではの働き方ができたらいいなって思います。久保さんみたいに毎日、現場に出たいわけではないんですが、ずっと内勤だと正直、現場の雰囲気がわかりませんよね。そうなると図面を作る時に写真だけではイメージがしづらいので、現場を見ながらデスクワークもできたらいいなって。

― 仕事を覚えるための環境についてはどう感じていますか?

坂下 一緒に現場に行くのは私のおじいちゃんより年上の方だったりするので、皆さん何かに特化されていて、そのなかに入って勉強しながら教わりながら、覚えているというところです。

久保 人それぞれ教え方が違うんですが、現場で実際に見ながら一緒にやって教えていただけるっていうのは、理解しやすいですよね。わからないところも聞きやすい雰囲気です。

坂下 人間関係で悩むようなことは全くないですね。今年は「技術士補」の試験を受ける予定ですが、資格を取るための費用は会社がすべて出してくれますし、勉強会を開いてくれたりもします。

久保 僕は去年、測量士補の試験に落ちてしまったんですが、遠慮なくまたチャレンジさせてもらえるのが有難いです。

― 坂下さんは女性ならではの大変なことってありますか?

坂下 うーん、とくにないですね。女性だからって現場ですごく気を遣われてる感じもしないですし、誰とでも話せる雰囲気の職場です。現場に出る時も、その土地のおいしいお店を先輩に教えてもらって一緒にお昼ご飯を食べたりするのも楽しみなんです。

坂下さんの爪には素敵なネイルが。ファッションも自由に楽しめる社風だそうです

― 現場ならではのコミュニケーションも楽しみながら、経験の積み重ねや知識の向上に励んでいるんですね!

若手の斬新な発想や柔軟性を取り入れ、推進力を底上げする

― 昔と比べて、今の業界はどのように変化していますか?

佐藤 今は測量の方法もレーザーやUAV(ドローンなどの無人航空機)といった最新機器や最新技術がどんどん入ってきています。本当に激動なんですよ。昔と変わらないのは、「好きこそものの上手なれ」という業界だということ。興味があれば伸びるんですよね。

測量で使う機械もタッチパネル式に進化

神田 極端な話、これから採用したい若手って、ドローン飛ばしたい人とか、新しい技術に好奇心が強い人じゃないかなと思います。自分から「これやってみませんか」って、若い人の斬新な発想がほしいというか。僕なんかは昔から野帳にメモして調査して育ちましたから、地図も紙に印刷して持っていく。雨が降ったり湿気ったりすると大変ですけど、若い人はタブレットで写真を撮ってそこに数字を書いていくとか、発想が違いますよね。

佐藤 知識や経験、試験対策なんかはこちらでサポートするので、心配しなくていい。あれやりたい、これやりたいって遠慮せず言ってほしいと思います。うちは週休二日制でゴールデンウィークなどの長期休暇も取りやすい環境です。現場が続いてもしっかり体を休めることができます。それから、女性にもどんどん関わってほしいですね。理想は現場で女性だけの班を組めたりしたら、屋外の作業でのトイレ問題なんかも気を遣わずに済みますし、もっと働きやすいんじゃないかと思っています。

神田 業界全体に言えることですが、今、うちには30代の中堅がいないんですよ。どうしても若手と組むのは40代、50代になる。その中間の年代と組んで現場を任せられるよう、若手が長く働けるような環境でサポートしていきたいですね。そのために、それぞれの若手にいろんな経験をさせて、何が自分に合っていると思うかを聞きながら、試行錯誤しているところです。

実際に携わってみなければわからないことばかりの業界だからこそ、さまざまな仕事を徐々に経験し、居場所を見つけていく。一つの企業に入ったあとで、自分の「これ得意!」「これが好き!」という分野を探すことができるというのは、なかなか稀有な環境かもしれません。

そんな山下コンサルタントでは、測量をはじめとする業務の面白さを学んだり、社員インタビュー、現場見学を通し、山下コンサルタントの魅力をPRする方法を考えるインターンシップを実施します。
冒頭にもあるように、「自分の得意なことがわからない……」「何に興味があるかわからない……」という方ももちろん大歓迎です。

一人ひとりに向き合って、得意や好きを育ててくれる山下コンサルタントで、「できた!」「楽しい!」を見つけてみませんか?

山下コンサルタント株式会社でのインターンシップ 概要・スケジュール

テーマ:測量と山下コンサルタントの魅力や面白さをPRする方法を考えよう!

応募フォーム・インターンシップ詳細
開催日時:2024年8月28日(水)〜8月30日(金) 
実施場所:山下コンサルタント株式会社
北海道釧路市宮本2-4-21
締切:2024年7月31日(水)23時59分(応募者多数の場合、締切前に応募を締め切ることがあります)
応募フォーム:https://forms.gle/Y5sVdr8YY6XcgFcXA
備考:交通費10000円、宿泊費8000円/泊(2泊分)(釧路市外からの参加者のみ)
インターンシップに関するお問い合わせ先:info☆dotdoto.com(☆→@に変更)担当:須藤

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    ライター

    春日明子

    1979年生まれ、神奈川県横浜市出身。会社員時代に釣りに目覚め、通勤電車で読んでいた釣り新聞の編集部員募集広告に即応募、編集者となる。編集プロダクションに転職後、旅行雑誌やコーヒー専門誌、機内誌を中心に編集・執筆活動をしながら休日は東京湾で釣りに励む。ついには鮭釣りに訪れた北海道で人生の伴侶を釣り上げ、2016年に別海町へ移住。甲斐犬と暮らしながら酪農地帯の真ん中で原稿を書く。

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