縁もゆかりもない十勝新得町で、6ヶ月間の長期実践型インターンを始めた私の活動記録 ~TACとかちアドベンチャークラブ編~
こんにちは!帯広畜産大学3年の庄山輝紗です。
私は滋賀県生まれ、滋賀県育ちの21歳です。大学進学を機に北海道の帯広で一人暮らしを始めました。そんな私は現在、縁もゆかりもない、新得町の北広牧場で半年間の長期インターンシップをしています。今回は私がインターンシップでどんなことをしているのかをお伝えしようと思います。
【インターンシップ概要】
このインターンは、新得町という町にある旧狩勝牧場を利活用して新たに新牧場を立ち上げるプロジェクトの一環で始まりました。離農者が多いという酪農の課題、そして人口が流出しているという町の課題を解決するためには、地域の異業種との連携が必要だと考えました。
そこで、新得町でチーズの製造を行う寺尾さん、アクティビティツアーを行う野村さんにもプロジェクトメンバーとして協力してもらい、牧場の整備、チーズ製造、アクティビティの体験など新得町の事業者と関わりを持ちながら、新得町の魅力を他の人に発信していくことで、若者を新得町に呼び込みたいと考えています。
9月は新得町の屈足にある、TACとかちアドベンチャークラブでお世話になり、水遊びのアクティビティを体験してきました。
TACでの水遊びがなまら楽しい!~ラフティング編~
私がTACで一番楽しかったと思うのは、ラフティングです。ラフティングとは6~8人乗りのゴムボートに乗ってパドルを操作しながら川を下るアクティビティのこと。ガイドさんが舵取り役で、お客さんはボートの動力という感じです。
ラフティングの面白さは、みんなで楽しみを分かち合えることです。ボートに乗る人全員が息を合わせてパドルを漕いだり、お互いに水を掛け合ったり、キャッキャ言い合えたり。知り合い同士でなくても、なんか一体になった感じで楽しい。あとは、川の高低差があるところで一瞬ふわっと落ちる感じのスリリングさも面白さのひとつです。
TACではただ川を下るだけではなくて、途中でいくつかチャレンジがあります。
一つ目は滝行!コースの途中に小さい滝があって、そこで滝行ができます。滝の温度は川の温度よりも2~3℃低いらしく、すごく冷たい。私が体験した9月後半ではもう寒いくらいでしたが、8月ごろだととても気持ちいいだろうなと思いながら滝行してました。
二つ目は飛び込み!コースの終盤に2~3mぐらいの岩から飛び込みをします。遠くから見るとそんなに高く感じないのですが、岩に上ってみるとだいぶ高くて、ちょっと怖い。だからこそ、飛び込んだ後の爽快感と達成感は大きいんです。
三つめは放水口でのサーフィン!ラフティングでいうサーフィンとは、海のサーフィンとは違って、上流側にボートの先を向けて止まった状態になることをさします。言葉で説明するとわかりにくいのですが、言いたいことはサーフィンをするとボートにすごい水が入ってきて、びしゃびしゃになって、楽しいってことです。
このように、川を下るだけじゃない体験もあるのが、十勝川でラフティングするときの魅力ポイント!私は今回はじめてラフティングを体験しましたが、初心者でもガイドさんがやり方を教えてくれるので安心でした。
TACでの水遊びがなまら楽しい ~カヌー編~
TACではラフティングだけじゃなくてカヌーも楽しめるんです。
十勝川の下流は屈足湖と呼ばれる湖になっていて、流れがほとんどないので、ゆっくりと景色をみながらカヌーができます。私が行った9月下旬はまだ木が青々としていたのですが、10月ごろになると、紅葉がめっちゃきれいだそうで、それを目当てに来るお客さんもいるみたいです。
なんといっても私のカヌーの推しポイントは、湖の上で温かい黒豆茶とラスクが食べられること。ゆっくりと景色を見ながらカヌーを漕いで、ちょっと疲れてきたころにでる温かいお茶とラスク。ほんとにもうこれぞ優雅な一日って感じ。
新得は川も湖もあるので、ラフティング、カヌー、SUPなどいろんなアクティビティが楽しめます。竜さん(TAC代表の野村さん)曰く、川と湖どっちも楽しめる環境があるのは、新得だけらしいです。いろんなツアーがあるので、老若男女問わず楽しめるのではないかと思いました。
まず最初に挑戦するなら、ラフティングがおすすめです!ゆっくり景色を楽しみたい人はカヌーのツアーやSUPのツアー、スリリングな体験をしたいなら、ラフティングやダッキーのツアーがおすすめです!
TACの皆さんの働き方が面白い
TACの社員の皆さんの働き方がみんな違って面白いんです。
ある方は夏はリバーガイドとしてTACで働き、冬はサホロのスキー場でボードの講師として働いています。またある方は本職は別で繁忙期の人手が足りなくなったときだけTACで働いているそうです。フットサルの選手をやりながら、TACで働いているという方もいらっしゃいました。もちろん、通年で夏も冬もTACで働いている人もいます。こんな風にひとりひとり働き方が違うのって珍しくないですか。でも、アクティビティのガイドさんは季節によって働き方が違う人が多いみたいです。
新得に人を呼び込むにはどうすればよいのか
この2週間TACにいて、いろいろな人から話を伺うと、お客さんのほとんどがトマムに泊まっている観光客でした。トマムに泊まっている人が、遊び場所を探してTACにたどり着く人が多いそうです。実際私も帯広に住んでいますが、こんなに近くにラフティングやカヌーを体験できる場所があるなんて知らなかったです。このインターンのゴールである新得町に若者を呼び込むためにも、新得町にこんなに楽しめる場所があることを伝えていきたいです。
そのためにインスタでの情報発信やイベントの開催をしたいと思っています。インスタでは、私のインターンの活動記録や新得の人、場所、イベントなどを投稿する予定です。
私の体感した新得町の魅力やインターンの活動記録はこちら👇️
https://www.instagram.com/shintoku_fcp/profilecard/?igsh=dGlxZmlzMWs2Zjcz
そのほか、DOTO-NETの特にヤング会員たちが新得に来られるようなツアーを企画したり、新得の楽しさを話せる場所があったらいいなと思います。
TACの皆さん2週間ありがとうございました!
TACとかちアドベンチャークラブ
概要
新得町の十勝川、屈足湖で夏はラフティングやカヌー、SUPなどのプログラムを楽しめます。冬はバックカントリースキーやエアボードのほか、サウナ後に凍った湖に浸かって交互浴を楽しめる北海道アヴァントinくったり湖などもあります。
ツアー紹介
・ラフティング&カヌー 大人 ¥6,500~
・ラフティング 大人 ¥5,500~
・レイクSUPチャレンジ 大人 ¥6,000~
・癒し系パワースポットでカヌー 大人 ¥5,500~
・ダッキー 大人 ¥7,700〜 ※料金は時期によって異なります。
電話番号
0156-65-2727