【お仕事体験1dayツアー!】地方の食と暮らしを支える丸中釧路中央青果に密着できる特別な1日にご招待!【#道東天職活動】

まだ知らない仕事の世界や裏側を体験できるインターンプログラム「#道東天職活動」。
釧路や道東にゆかりがなくても、この春休み、1dayツアーを通して新たな自分自身を発見してみませんか?
<こんな人におすすめ>
「釧路や地方の食に関わる仕事のことが知りたい!」
「地方で働くの、アリかも……?」
「就職活動のことはまったくわからないけど、企業訪問はしてみたい!」
「ローカル企業の雰囲気を感じてみたい」
今回ご紹介する丸中釧路中央青果株式会社は、釧路・根室地域の食料品店などで私たちが普段目にする野菜や果物、花の流通を支えている会社です。
その役割は、生産者や農協などから野菜・果物・花を集め、仲卸業者などに卸売をすること。その先にはスーパーなどの小売店、そして消費者がいます。
つまり、私たちが普段食べている野菜や果物を、流通に乗せる最初のアクション。それを担うお仕事なのです。
……とは言っても、テキストだけでは「よくわからない!」、そんな風に思っているみなさんに朗報です!
2025年春、丸中釧路中央青果のお仕事に密着しながら、地域の1次産業について触れることができる1dayツアーを開催いたします!
<こんなことを体験できます!>
・主な仕事場の一つである「釧路市公設地方卸売市場」の見学
・社員さんとの座談会や昼食会
・社員さんのお仕事に密着!
・実際に商品を卸している売り場を見学
・釧路近郊で野菜を作っている生産の現場を見学



丸中釧路中央青果の「地域の食を支える」お仕事の裏側を1日で体験するツアー、なんだかワクワクしませんか?
まずは、そんな丸中釧路中央青果のお仕事と働く人についてご紹介いたします。
道東の台所を豊かにする貨物線の存在


まずお話をお伺いしたのは、常務取締役である生江賢彦さん。新卒で丸中釧路中央青果に入社したというベテランです。
―本州産の野菜はどこから、どうやって運ばれてくるのでしょうか?
生江 うちで1番お付き合いがあるのは北関東です。
じつは釧路港と茨城県の日立港(茨城港)には、1993年から『ほくれん丸』という船が運航しているんです。この辺は酪農地帯ですから生乳を本州へ運ぶためです。
こちらからは生乳を積んで行き、帰りにはあちらから野菜を積んでくる。ほくれん丸なら最短20時間で運べますから、荷を積んだら夜出港して、次の日の夕方には釧路に到着します。
だから品物の鮮度も保てますし、販売の予定も立てやすいんですよね。

相場の予想を楽しみ、大切な役割を果たす
場所を変え、建物の2階にある事務所へ。

同じく常務取締役の斉藤和芳さんにも、お仕事の魅力などについてお話を伺います。

―このお仕事のおもしろさはどんなところにありますか?
生江 僕らの業界は天候に左右される。たとえば漁業なら「シケのために入荷がありません」って言えるんだけど、それが通用しないのが青果です。
僕らは産地の情報、野菜や果物の生育日数、気温、雨、雪、いろいろな専門知識を積み重ねていき、その情報を自分のなかで分析して、来週の相場を予想します。それを仲卸さんにお伝えする。
想定通りになってうまく売れた時の達成感はすごいですよ。
斉藤 営業時代はずっと野菜部だったんですが、ある時、「大葉」の大産地の愛知県が寒波で出荷できず、市場で品薄になったんです。
安い時は1箱100円、200円で取引されることもあるのに、年末の競りで3万円くらいに跳ね上がった。大葉やパセリって、値段じゃなく、「ないと困る」ものなんですよ。
生江 生産者さんや市場が減ってきたなかで、僕らは利益を追求するだけじゃなく、道東の台所として30万の人口に向けてしっかり商品を供給し続けないといけない。そういう使命感を持ちながら仕事をしています。

早起きして、昼には退社。余暇を充実させ、また仕事に励める!
釧路市出身の若手社員である、岩瀬谷拓哉さんにもお話をお伺いしました。

―入社されたきっかけは?
岩瀬谷 大阪の大学を出て向こうで働いたんですが、もともとアウトドアや釣りが好きで、自然が豊かな釧路に一度帰ってきたいなと思っていました。
じつは隣にある魚市場で兄弟が働いていて、この仕事を知ったんです。
―お仕事は早朝から始まりますが、苦ではなかったですか?
岩瀬谷 慣れてしまえばなんともないですね。休み自体は休場日が決まっているので予定が立てやすいんですよね。土曜も昼で終わるので、土曜の午後から休場日の日曜は休みです。水曜日もほぼ休みですね。
ー岩瀬谷さんのお仕事内容を教えてください。
岩瀬谷 野菜課に所属していて、基本的には道内の取引メインで担当しています。これからは本州の方にも目を向けて、北海道産の質の高い野菜を全国に広げていけるような仕事もしたいなと思っています。

ーいいですね!お休みの日はどんなことをされていますか?
岩瀬谷 仕事後にはおばあちゃんの家に行ったり、幼い親戚と遊んだり、釣りやゴルフをしたりしています。余談ですが、釣り好きな人が多い気がしますね。早起きに慣れているからかな(笑)。
ーお休みの日も充実しているんですね。ありがとうございました!
「食を支える」お仕事がまるわかり!1dayツアー
さてここからは、これまでに開催したインターンシップの様子を参考に、当日はどんなことを行うのかをご紹介。
各年度のインターンシップの様子は、下記から詳細をご覧いただけます。
▼2023年度の実施レポート
▼2024年度の実施レポート

まずは朝に釧路市公設地方卸売市場に集合し、見学や会社説明からスタート。
ちなみに社員のみなさんは朝5時前から出勤しているため、参加者の集合時間にはすでに売り場での仕事を終え、オフィスで書類仕事をしています。

見学や説明が終わった後は、社員のみなさんへのインタビューを通して、会社や卸売に関する理解を深めていきます。


社員さんとの交流を深めたのち、いくつかのグループに分かれて社員さんのお仕事に同行させていただきます。売り場で作業をする人もいれば、オフィスで書類仕事を進める人も。
それぞれのお仕事を通し、丸中釧路中央青果のお仕事について解像度を高めていきます。
※当日の状況によっては内容が変更になる場合もございます。

その後は社員さんと一緒に昼食へ。ぜひ座談会では聞けなかったお話を聞いてみてください!


その後は街中に繰り出し、卸先見学を予定しています。
市場を出た商品が実際に消費者の元へ届く現場にお伺いし、商品を売る方々の思いを聞かせていただきます。


釧路近郊の生産者訪問も予定。
このエリアでどんな方がどんな野菜を作っているのか気になりませんか?市場と生産現場の見学を通し、流通の工程を一気に学ぶことができますよ!
※当日の状況や天気によっては、予定が変更またはキャンセルになることもございます。

最後は社屋に戻り、気づいたことをシェア。参加者同士での交流もぜひ深めてくださいね。
ツアーが終了したら、夜は丸中釧路中央青果のみなさんを交えて懇親会!美味しい釧路の料理を囲み、参加者で盛り上がりましょう!
朝から晩までコンテンツ盛りだくさんな1dayツアー。
「インターンシップはハードルが高いけど、ツアーなら参加してみたい!」「長期のインターンシップ参加は難しいけれど、1日なら!」という声にお応えし、今回実現に至りました。
札幌や東京など、遠方からのご参加も大歓迎!
実際これまでのインターンシップには、釧路市をはじめとする近隣エリア出身者はもちろん「釧路に来ること自体が初めて!」「ごめんなさい、『釧路』自体名前しか聞いたことがないです……」という方も参加してくれているので、釧路にゆかりがなくても大丈夫ですよ。
釧路や地方に興味がある、食に興味がある、暮らしを支える仕事に興味がある……きっかけはなんでもOK!
みなさんのご参加、お待ちしております!

1dayツアー詳細
開催日時:2025年3月25日(火)
実施場所:丸中釧路中央青果株式会社(北海道釧路市新富士6丁目1番23号)
応募締め切り:2025年3月18日(火)23時59分(応募者多数の場合、締切前に応募を締め切ることがあります)
スケジュールについて:
・当日は朝8:00頃開始を予定しております。前日からのご宿泊をおすすめいたします
・基本的には、ツアー終了後懇親会へのご参加をお願いしております(当日18:30頃からを予定)
・懇親会の参加費は自己負担となります(4000円程度を予定)
備考:
・日当8,000円、交通費2,000円が支給されます(合計1万円)。交通費や宿泊費としてご利用ください
・参加枠に余裕がある場合、社会人の方もご参加いただけます。詳細は下記メールアドレスまでお問い合わせください
応募フォーム:https://forms.gle/XyXKfBY1fV931N6q8
お問い合わせ先:kashiko☆dotdoto.com(☆→@に変更)担当:須藤