「十勝の観光はこれから伸びる」十勝のアドベンチャートラベルを盛り上げる、帯広市の地域おこし協力隊を募集中!
北海道・十勝地方の中央に位置する帯広市。人口約16万人の中規模都市で、“玄関口”であるとかち帯広空港を持つ帯広は、管内の市町村を結ぶハブとなっています。
農業を基幹産業とする十勝は食料自給率が1200%を超える、国内有数の食料基地。じゃがいもやトウモロコシ、砂糖の原料になるてん菜、豆類などの農作物のほか、牛乳やチーズ、バターなどの乳製品、それらを使ったお菓子も有名です。
しかし、食文化は豊かでも、歴史的な建築物やアクティビティが少なく、観光地としてはあまり注目されてきませんでした。
そんな十勝の帯広市では、地域おこし協力隊として「アドベンチャートラベル(AT)」と呼ばれる観光スタイルを盛り上げてくれる人を募集しています。
アドベンチャートラベルとは「アクティビティ」「自然」「異文化体験」の3つの要素のうち、2つ以上を組み合わせた旅行形態のこと。アクティビティを通じて自然・異文化体験を行い、地域の人々とふれあうことで、自分の内面が変わっていくような旅行形態を指します。サステナビリティや旅行を通じた地域貢献を重視する欧米諸国からの観光客を中心に人気が集まり、注力をしている重要な施策です。
しかし、アドベンチャートラベルの定義を聞いても、具体的なイメージが湧かない人がほとんどなのではないかと思います。
また、「これまで観光地として注目されてこなかった十勝・帯広の観光に携わっても将来性はないんじゃないの?」というシビアな意見も聞こえてきそうです。
そこで今回は2022年10月から帯広市地域おこし協力隊を務めている工藤陽司さんと、2020年から釧路市(阿寒町)の地域おこし協力隊を経験し、現在は旅行サービス「Hibi Japan」の代表を務めるトラベルデザイナーのアーネスト・モクさんにお話を聞くことに。
それぞれ別の地域で地域おこし協力隊として活動してきたお二人は現在、「道東アドベンチャーネットワーク」という組織を立ち上げ、道東のアドベンチャートラベルを盛り上げています。
アーネストさんはすでに自分のビジネスを始めていますが、工藤さんも2025年3月に地域おこし協力隊を卒業した後は起業を視野に入れて準備を進めているそうです。
そんなお二人に、帯広および十勝の観光やアドベンチャートラベルには、どのような可能性があるのか、お話を聞きました。
帯広市の地域おこし協力隊のお仕事や、観光を通じて地域に関わりたい方、独立を視野に入れて活動していきたい方はぜひ、自分のビジョンややりたいこと、将来性とマッチするかを考えながら読んでみてください。
・工藤陽司さん(写真左)
帯広市地域おこし協力隊員 。北海道函館市出身。大学卒業後に1年間のイギリス留学を経験。帰国後は広告代理店などの勤務を経てフリーランスに。観光ビジネスに興味を抱くようになり、北海道・十勝への移住を決心。起業を視野に入れ、2022年10月に帯広市地域おこし協力隊に着任し、アドベンチャートラベル振興を担当する。
工藤さんの詳しい経歴はこちら
・アーネスト・モクさん(写真右)
旅行ビジネス「Hibi Japan」代表。香港出身。大阪のイベント会社にて東京オリンピックや大阪万博の運営に携わったのち、2020年から阿寒町の地域おこし協力隊に着任し、阿寒町を拠点としてアドベンチャートラベルを推進した。2023年からは旅行ビジネス「Hibi Japan」の代表として活躍の場を広げている。
<こんな方におすすめ>
・十勝・帯広を拠点に観光を通じた地域づくりに関わりたい方
・観光業の独立を視野に入れて、経験を積みたい方
・都市と自然が調和した町・帯広でのびのび暮らしたい方
<募集要項 概要>
▼募集職種
地域おこし協力隊1名
求人詳細(求人条件や業務内容の詳細情報)
地域おこし協力隊員(会計年度任用職員)を募集します!| 帯広市ホームページ 十勝
詳細は本記事の最後に記載。
アドベンチャートラベルは“ただ見せるだけ”よりも深い観光が提供できる
――お二人はそれぞれ帯広市と阿寒町の地域おこし協力隊(以下、協力隊)として、アドベンチャートラベルの振興を担当されたご経験がありますよね。数ある地域の中で、帯広市と阿寒町を選んだ理由について教えていただけますか。
工藤 自分が起業する拠点となる地域を探すために全国を回る中で、広島県竹原市と、福岡県のうきは市、北海道の帯広をはじめとした十勝地方の3つに絞ったのですが、最終的には地元である北海道に戻ってきたいと思ったことが大きいです。地元の函館に戻ることも一度は考えたのですが、函館はすでに観光地として成熟していて、自分が観光の中心を担うことは難しいですよね。
一方で、帯広はまだ観光地として成熟しきっていない”これから“の土地です。おまけに開拓の歴史に紐づいたフロンティア精神があり、新しくておもしろい人やものが集まりやすい。人間の生きるベースとなる食が豊かで、他に依存しなくても生きていけるという開かれた風土は、他の地域の人たちから見るとすごく魅力的に映るんだろうなと思いました。
アーネスト 僕が阿寒町の地域おこし協力隊に応募した理由は、「アドベンチャートラベルの推進」がミッションとして掲げられていたことが大きいですね。当時は「アドベンチャートラベル」という言葉も知らなかったのですが、いざ調べてみると、僕が漠然と抱えていた問題意識を解決してくれるものだと感じたんです。
――アドベンチャートラベルとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
アーネスト アクティビティや自然、異文化理解を通じて、自分の内面が変化したり、その地域を深く知れたりするタイプの旅の形態だと理解しています。
僕は日本文化が好きで、国内のいろいろな場所を旅行してきたのですが、日本のマスツーリズムの多くは歴史的な建築物を“見せる”ことに重きを置いていて、その歴史や文化を前面に打ち出している商品はほとんどないんです。
たとえば、よくある道東のツアーには、帯広のばんえい競馬や阿寒湖、知床の五湖などの各スポットをめぐるものがありますが、これだけだと1つずつの地域の特性はわかりません。
でも、「なぜばんえい競馬が生まれたのか」という歴史を紐解くと、馬による開拓の歴史にたどり着く。「馬による開拓の歴史」を軸にしたツアーを組めば、この地域全体を深く楽しむアドベンチャートラベルになりますし、その土地を訪れる必然性が生まれます。
このように、アドベンチャートラベルが持つ“ただ見せるだけ”ではない観光のスタイルに魅力を感じたんです。
工藤 僕もアドベンチャートラベルの考え方を知ったときは、自分が思い描いている観光観と非常に親和性が高いと感じました。
ある観光業界の知人の受け売りですが、「異日常」という言葉が、僕の観光観を的確に表していて。一般的に「日常」の反対語は「非日常」ですよね。ただ、非日常は「誰にとっても日常ではないこと」で、テーマパークのような世界を指している。
一方で、「異日常」は「来る人にとっては日常ではないけれども、そこに住む人にとっては日常である」という“異なる”日常を意味している。
つまり、観光地として新たに開発しなくても、日常を見せてあげることが他の地域の方にとっては観光になる。僕はこれこそが観光の本質であると考えてきました。
こうした僕の観光観と、地域を深く知るための体験を重視するアドベンチャートラベルの考え方は相性が良いと思ったんです。
道東の連携で“弱み”を“強み”に変えていく
――お二人は地域おこし協力隊やご自身のビジネスとは別に、アドベンチャートラベルを推進する「道東アドベンチャーネットワーク(DAN)」に所属されていますよね。これはどういった組織なのでしょうか。
工藤 道東で観光の様々な分野で活躍する関係者が集まって発足した組織です。それぞれが道東広域での連携の必要性を感じていた中、知床ねむろ観光連盟の事務局長である佐々木亮介さん、知床でガイド業を営む寺山元さん、そしてアーネストさんが発起人となり、8名のメンバーで活動がスタートしました。
アーネスト 外から見ると“会社”に見えると思うのですが、それぞれが自分の本業を持っているフリーランス集団です。たとえば、僕が企画した旅行のツアーが成約したら他の旅行会社の方におつなぎしたり、ガイドさんが必要になったら手配をしたり。道東という広いエリアの観光の“窓口”として、お客さまのご要望に応じて、組織の内外問わず必要な人をつなぐコーディネート業務をしているイメージですね。
▲道東アドベンチャーネットワークの活動の一環で、沖縄八重山エリアを視察
すでにツアー造成もいくつか行っています。とくにご紹介したいのは、「自然のパワーを感じたい」という要望を受けて企画したツアーです。このツアーの参加者の中には動物への配慮から肉や乳製品を食べないようにしているベジタリアンの方がいらっしゃいました。ただ、個人的には、牛を深く愛している酪農家さんをご紹介したくて、釧路で初めてのファームステイを企画したんです。
酪農家さんが牛のお世話を教えたり、逆にお客さんが野菜を使った料理を酪農家さんに振舞ったりと交流するコンテンツを設けたことで、最終的にはお客さまの酪農家さんに対する考え方が変わり、「普段は絶対に牛乳を飲まないけれど、この牧場の牛乳ならおいしく飲める」とのお声もいただきました。酪農家さんもベジタリアンの方々の考え方を知ったり、自分たちの仕事を深く理解してもらうことにより自分の仕事に誇りを持てたりと、ポジティブな影響があったようです。
また、2024年10月に開通したばかりの知床、阿寒摩周、釧路湿原の3つの国立公園と地域を結ぶ「北海道東トレイル」のスルーハイクイベントでは地元のバーやレストランを紹介する試みも行いました。
――すでにツアー造成等の企画も本格的に進められているんですね。ちなみに、道東という広域のエリアで連携することによって、どのようなメリットがあるのでしょうか。
アーネスト 道東を旅行するときは1か所に滞在するのではなく、周遊するのが基本です。なので、帯広も阿寒も知床も回れるようなツアーを提供できたほうがお客さまのニーズにフィットしやすくなります。
かと言って、道東エリア全域のツアーを一人で敢行しようとすると、営業、経理、プロモーション、現場への同行、といった仕事をすべて一人で抱えなくてはいけません。とくに、広い道東エリアのすべてに同行するのは難しいですよね。
そうしたときに、アドベンチャートラベルを推進する道東エリアのメンバーそれぞれの得意分野を持ち寄れば、仕事を効率良く進められます。
▲道東アドベンチャーネットワークメンバーのミーティングの風景
たとえば、海外のお客さまへの対応は英語が話せる僕が対応する。十勝エリアについては僕よりも詳しい工藤さんにお願いする。こうした役割分担をすることで、お客さまには各地域でディープな体験をしてもらえますし、僕たちは業務の負担を最小限に留められます。
自治体を超えて連携する試みは国内でも珍しいようで、これが成功すると、地方における観光業の人手不足を解決するロールモデルになるのではと官公庁からも期待されているんです。
――道東エリアの観光業者が連携することによって、道東の観光業の可能性が広がりそうです。
アーネスト 僕たちの活動に限らず、道東エリアの観光はこれから伸びてくると思いますよ。海外から来るお客さまの中にはすでに何度も北海道を訪れていて、これまでとは別の場所に行ってみたいという方も増えてきています。
アジア系の方に人気なのは富良野で、ヨーロッパの方々に人気なのはスキーやスノーボードが滑れるニセコ、ルスツ、富良野です。そこから長期滞在する中の休憩日に近隣の観光スポットを探そうとすると、「より東側へ」という発想になる。、そのときに白羽の矢が立つのが道東なんですよ。
最近、阿寒に外資系の高級ホテルが建てられることが決まりました。海外資本が注目していると考えると、客観的に見てもポテンシャルがある土地だと言えると思います。
観光地としての十勝はまさにこれから
――道東の観光の可能性が感じられるお話でした。ちなみに、道東の中でも十勝の観光についてはどのようなポテンシャルがあると考えていますか?
アーネスト 十勝と言えば、まずは「食」ですよね。十勝の牛乳は高級ブランド牛乳として世界的に有名で、日本の食を支えている地域として海外でもその名が知られています。そういった意味で、グルメをめぐる旅である「ガストロノミー」という打ち出しができるかと思います。
その際に“ただ食べてもらう”だけでなく、その食がどのように作られたかという栽培方法や加工方法、どのような想いが込められているのか、現地の人はどのように食べているのかを知ってもらうツアーが組めたら、立派なアドベンチャートラベルですよね。農業体験を盛り込んだアグリツーリズムなんかも十勝の特徴と相性が良さそうです。
工藤 確かに「十勝」は食のブランドとして成り立っているのですが、そもそも北海道全域がおいしいもので溢れていて、なんとなく海鮮のイメージが強いのが現状だと思います。食料自給率の高さを強調したり、農作物や乳製品といった特産物の訴求を強めたりと、十勝がオンリーワンである側面を発信していけるといいですよね。
アーネスト それから十勝はアクセスの面でも恵まれていると思います。
北海道を走るバスの本数は年々減少しているので、今後の北海道旅行ではますますレンタカーの割合が増えていきます。新千歳空港から車で道東を目指そうとすると、必ず十勝を通ることになる。このチャンスを逃さずに、「知床に行く途中で十勝の〇〇にも寄っていこう」と思ってもらえるような施策を打てるかがカギです。
ーー単なる通過点で終わらない魅力を創出することが大切だということですね。ほかにも十勝の観光をより盛り上げるうえでの課題はありますか?
工藤 十勝の方々に観光業に取り組む必要性を理解してもらうことですね。観光によって恩恵を受けるのは一部の事業者だけだと思っている方が多いかと思いますが、中長期的に見ると、さまざまな産業に関係してきます。
先ほどアーネストさんが話していたように、農業体験ツアーやガストロノミーなどを実施すれば、農業や飲食業に従事する人たちの営みがそのまま観光になることもあり得ます。
観光業は地域の方のご理解がないと成り立たない総合産業ですから、十勝が他の地域の人にとっていかに魅力ある土地で、観光地としてのポテンシャルを持っているのかを地道に啓蒙していかなくてはと思っています。
ただ、冒頭にもお伝えしたように、十勝は新しいことをおもしろがってくれる気風があり、業務の一環で農家さんに協力を依頼したときも二つ返事でOKしてくれた人も少なくありませんでした。
課題はいろいろとあるものの、個人的には可能性のほうが大きいと感じています。
――最後に、今回募集している帯広市の地域おこし協力隊の求人の魅力についても教えてください。
工藤 まずは帯広を拠点にして、十勝全域のアドベンチャートラベルに関われるところですね。帯広は帯広駅ととかち帯広空港があることで、“十勝のゲートウェイ”として機能していますし、立地的にも十勝のほぼ中央に位置している。帯広市からも十勝全域をフィールドにしてほしいと言われているので、名実ともに広域での活動ができることはこの仕事ならではの魅力だと思います。
また、僕が所属する経済部はかなり風通しが良く、基本的にやりたいと言ったことを尊重してくれる風土があります。任期中にさまざまなチャレンジができるので、独立を視野に入れている人にとっても大きなメリットになると思います。自分がいきなり地方に行って見ず知らずの土地で起業しても、人脈もないですし、そもそもその土地について深く知らない状態で起業するのはリスクが高いじゃないですか。
僕自身も地域おこし協力隊を卒業した後は、当初の予定通り起業したいと思っていますが、任期中の取り組みが今の自分の力になっていると感じています。地域おこし協力隊になることを「ゴール」ではなく、「足がかり」にして、実りある3年間にしてほしいですね。
▼工藤さんの任期中の取り組みの一例
1年目(2022年10月~)
・帯広市地域おこし協力隊着任。
・観光先進地視察
・翌年開催のアドベンチャートラベルワールドサミットの準備。
・十勝管内の地域おこし協力隊に向けた「アドベンチャートラベル勉強会」の実施。
2年目(2023年4月~)
・アドベンチャートラベルワールドサミットへの参加、プロモーション。
・講師を招いてのアドベンチャートラベル関連のセミナーを4件企画・運営。
3年目(2024年4月~)
・十勝地域ATツアーの造成。
・十勝管内のweb情報誌「しゅん」で観光ガイドへのインタビュー連載を担当。
・地域ガイドの育成セミナー企画・運営。
▼帯広市役所の担当者から
今回募集している職種の最大のミッションは、十勝・帯広の魅力を外からの視点で見つけ、海外から来る観光客に伝えていただくことです。協力隊を卒業した後は、この地域の観光の最前線を担う新たな観光プレイヤーとして活躍し、行政が担えない領域の開拓や、行政と観光事業者との橋渡し役になっていただくことも期待しています。
地域おこし協力隊の方が配属される部署では、まずは観光を担う自分たちが楽しいマインドを持つという考えのもと、ポジティブに仕事を進められるよう気軽に相談し合える職場を心がけています。
いろいろなことに興味を持ち、この地域での暮らしを楽しめる方とともに観光振興に取り組みたいと考えております。条件に当てはまる方のご応募をお待ちしております。
【応募要項】(抜粋)
詳細は以下ページをご確認ください。
https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/tourism/topics/1018842.html
⚫︎業務・活動内容
1.ATコンテンツ・ツアー造成に向けた十勝・帯広の新たな魅力発掘及び既存の観光コンテンツの磨き上げ
2.AT・アウトドアをはじめとした観光コンテンツの情報収集及びプロモーション業務
3.スルーガイド育成等、地域の受入体制強化に関すること
4.関係機関(行政機関、観光協会、地域事業者等)との連絡・調整
5.その他観光振興に関する業務
⚫︎応募条件
3大都市圏の都市地域または政令指定都市に在住しており、採用後に帯広市に住民票を移し居住できる方。(総務省が定める地域おこし協力隊推進要綱の地域要件を満たす方。)
※詳しくはお問い合わせください。
⚫︎必要資格・経験
1.普通自動車免許を有する方。
2.パソコン(ワード、エクセル等)、スマートフォンの操作ができる方。
3.ATの主なターゲットが欧米豪であることから、業務遂行可能な英語力(TOEIC700点以上相当※)を有する方。
※英語でのメールのやりとり、日常会話ができること
4.観光やアウトドア活動に関する大学・短大・専門学校等を卒業(見込み)された方、または観光やアウトドアに関する事業所等での実務経験(短期雇用含む)のある方が望ましい。
●その他条件
1地域おこし協力隊として令和7年度末まで誠実に業務ができる方
2.地方公務員法第16条の欠格事項に該当する場合は、応募できません。
⚫︎任期
令和7年4月1日~令和8年3月31日まで
※ただし、業務が継続し、勤務成績が良好な場合は、翌年度1年間再度任用することができます。(再度任用の上限回数2回、最長で通算3年目の年度末を限度とします。)
※移住に伴う手続き等で4月1日からの勤務が難しい場合は、相談の上、4月1日から5月1日までの間で勤務開始日の変更が可能です。
●条件など
1.勤務務時間
週29時間
原則として8時45分~17時 (7時間15分勤務) 、月曜日~金曜日の内、週4日勤務を基本とします。ただし、必要に応じて時間外勤務及び休日勤務を行うことがあります。
2.休日等
週休3日(土日含む)、国民の祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
3.その他
勤務時間外での兼業が可能です。ただし、以下の場合は兼業が認められません。
・兼業先に勤務時間を割くことによって、職務の遂行に支障をきたす恐れがある場合
・兼業先との間に特別な利害関係またはその発生の恐れがあり、職務の公正さを欠く業務に従事する場合
・兼業することが、公務員としての信用を傷つけ、または不名誉となる恐れがある場合
4.給与・賃金等(予定金額※3)
月額341,600円(通勤費用及び時間外勤務手当支給、賞与なし)
※1 社会保険料、雇用保険料等の本人負担分が控除されます。
※2 月途中で採用となった場合、採用月の報酬は日割り計算された金額となります。
※3 給与額は帯広市令和7年度予算案の議決により正式決定されるため、予定金額となります。
⚫︎待遇・福利厚生
1.社会保険等(厚生年金・健康保険・雇用保険)が適用されます。
2.帯広市までの交通費、引越費用、住居費、建物火災保険料、生活備品、光熱水費、その他経費は本人負担となります。
⚫︎応募手続き等
1.提出書類
①履歴書
②企画書
③住民票
(詳細は帯広市のHP)
2.提出期限
令和7年2月10日(月)必着
3.提出方法
郵送またはEメール(FAX不可)。なお、Eメールで提出する場合は、第2次選考時に原本を提出すること。
4.受付場所
〒080-8670 北海道帯広市西5条南7丁目1番地 帯広市観光交流課
TEL:0155-65-4169 FAX:0155-23-0172
E-mail:tourism@city.obihiro.hokkaido.jp
詳細は以下ページをご確認ください。
https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/tourism/topics/1018842.html
応募フォーム
ENTRY
「十勝の観光はこれから伸びる」十勝のアドベンチャートラベルを盛り上げる、帯広市の地域おこし協力隊を募集中!
ご応募をご希望の方は入力欄に必要事項をご記入の上、送信してください。
担当者が内容を確認し、1週間以内を目処にご連絡差し上げます。
※全て必須項目です。
佐々木ののか
1990年生まれ。筑波大学卒業後、東京の老舗カバンメーカーにて1年間勤務ののちに退職し、フリーランスとして独立。インタビューを中心としたライティング業務を幅広く承っているほか、新聞や雑誌に随筆・書評を寄稿している。2021年1月から音更町に拠点を移し、猫と馬と暮らしています。著書に『愛と家族を探して』『自分を愛するということ(あるいは幸福について)』(ともに亜紀書房)。