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【清里町地域おこし協力隊】誰もが本気になれる町へ。北海道・清里町で「100チャレンジタウン」を実現する仕掛け人を募集!

募集中  - 

「水の生まれる里」清里町。大自然の中を女満別空港から車で50分ほど走らせると、日本百名山のひとつ・斜里岳が出迎えてくれます。神秘的なエメラルドブルーの「神の子池」や、サクラマスの滝越えジャンプが見られる「さくらの滝」など景勝地としても有名。その清らかな水と丁寧に育てられたじゃがいもで作られた焼酎は、全国各地にファンがいる名産品です。

日本初のじゃがいも焼酎・「北海道 清里」

そんな清里町を誰もが本気になれる町にしていく、地域おこし協力隊を募集!これから打ち出す「100チャレンジタウン」、そして「仕掛け人ラボ」とはいったい…?協力隊としての業務内容や働き方はもちろん、お三方が抱いている清里町への熱い思いについてお聞きしました。最後には町長自らメッセージも!

「自分ならどんなことができる?」「どんなことをやってみたい?」と想像しながら、ぜひ最後までご覧ください!

【こんな方におすすめ!】
・町づくりに関わりたい人
・自分のやりたいことを叶えたい人
・人との交流が好きな人
・自然が好きな人

【募集概要】
▼募集職種
清里町地域おこし協力隊員 5名

次の時代の清里町を

清里町役場・参与の本松昭仁さん。まちづくりへの強い思いを語ってくれました

───みなさんから見た清里町って、どんな町ですか?

本松 私は美幌町の出身で、公務員として清里町に住むことになりました。赴任当初は「まちづくり」に力を入れているアクティブな町だな、という印象でしたね。年齢問わず、まちの人みんなが動いている印象というか。

吉田 私は紋別の生まれで、同じく公務員として清里に赴任して10年が経ちました。それまで清里町ってきたことがなかったんですが、ちょうどきた年に住民大会があって。若者代表として当時堀川さんがスピーチしていたのをみて、「活気のあるまちなんだな」と思いましたね。

堀川 生まれも育ちも清里町で、実家は農家でした。清里町がとにかく好きで、「いつか必ず清里に帰ってきて、この町のために働く」って当時から決めていましたね。

───今回、どうして地域おこし協力隊を募集することにしたのですか?

本松 以前は町内のイベントや関わりも比較的多かったのですが、新型コロナをきっかけにそれがうまくいかなくなってしまって。そこから活気を取り戻すきっかけを失ってしまったんです。町自体が内向きになってしまったというか。

吉田 この数年で人口が500人ほど減少していて、このままでは町自体の活力の低下に大きく影響してしまう。そこで、地域おこし協力隊の制度を通して若い人たちの力をお借りしたいと思ったんです。外から見たこの町の課題を洗い出して、ひとつひとつ解決していく。清里町で新しい挑戦ができる風土を作っていきたいんですよね。

カギになる「仕掛け人ラボ」

───今回のキーワードとなる「仕掛け人ラボ」について教えていただけますか?

清里町役場の吉田悠平さん。仕掛け人ラボのサポート役

堀川 清里町で新たなことに挑戦する人を「仕掛け人」と呼び、町全体でその挑戦をバックアップしていく取り組みです。今回募集する協力隊の方にはその「仕掛け人」1期生として参加いただきます。私はその専任コーディネーターとして、プロジェクトはもちろん生活や町民との橋渡しなどラボ生をサポートしていく予定です。

吉田 実際の取り組み内容としては、まずプロジェクトの推進講座。それぞれが清里町に対して感じた「もっとこうしたらいいんじゃない?」という課題をミッションとして、それを解決するために一緒に考える。そして町民からも「世話人」を募集して、一緒にプロジェクトを進めていきます。時には外部講師も招きながら、仕掛け人ラボ全体で「どうしたらいい?」と前のめりで考えていく。そうやって試行錯誤していきながら、最後には合計100個のミッションを考え解決することを目標にしています。「100チャレンジタウン」として、町自体のビジョンに掲げたい。これをひとつひとつ解決していった先には、もっといい清里町が出来上がっているはずです。

堀川 そして100個のミッションが達成できた時には、きっとこの町でやりたいことができてくるはずなんです。清里町の自然はもちろん、町の文化や町の人とのつながりも出来ていく。そうすると仕事だけではなく「暮らし」に目がいくようになって、この町が自分ごとになっていく。協力隊の任期が終わった後も、この町でやってみたい生業をつくっていくのが「仕掛け人ラボ」のもう一つの目的です。人が人を呼んで、仕事が仕事を呼ぶ。そんな相乗効果を持たせられたらいいなと思います。

本松 清里町は空き家や空き店舗も増えてきてしまっているのが実情です。例えばそこで週に何回かカフェをやってみてもいいし、場所を活用して新しいお店をはじめるのもいい。それには若い人たちの力や、視点が必要なんですよね。

堀川 2023年度から「清里みらい塾」という取り組みも行っていて。若い人たちを中心に清里町の地域課題を掘り起こして、それぞれが解決策を考えたりするんです。様々な外部講師をお招きして講演をしていただいて、新しい知見を得たり。町民、そして町の外からきた人の両側面の視点が重なることが大切なんじゃないかなと思います。

清里みらい塾の様子。地域課題について真剣に語り合う様子

───仕掛け人ラボ、面白いですね。堀川さんのその熱量はどこから?

専任コーディネーターの堀川風花さん。清里愛が止まりません…!

堀川 私、清里町が本当に大好きなんです。東京に進学したことで一度この町を離れたのですが、実費で買った清里焼酎をアルバイト先でお客様に振る舞うくらい(笑)この町の人やモノ、すべてを誇りに思っています。というのも、昔から実家が人の集まる家で。そこで夜な夜な大人たちが、「この町はこうやったらもっと良くなる」「こんな清里町にしたい」って熱く語っていたんです。その姿がかっこよくて。「いつか自分は、この人たちのためになるような仕事をするんだ」って決めていました。そこで今、東京からUターンしてこのコーディネーターのお仕事をすることにしたんです。

吉田 堀川さんって、本当に昔からこのまんまなんですよ(笑)10年前の住民大会でも「私は必ず清里に帰ってきます!」って宣言してて。こんな熱意を持った方が専任コーディネーターとしていてくれるなら、来てくれた協力隊の人たちも安心だろうなと。

「誰もが本気になれる町」へ

───清里愛が伝わります。今回募集する人数は5名と、かなり多い印象ですが?

本松 協力隊の方にお願いしたい4つのプロジェクトがあります。1つは先ほどお話しした「100チャレンジプロジェクト」。そして2つ目は観光コンテンツの開発。清里には観光名所がたくさんありますが、それ以外にも町中の楽しみ方や新たな観光資源を発掘していただくこと。3つ目はガイドツアーの強化。自然アクティビティが主な観光資源なので、それをさらに強化していくのが主な仕事です。そして最後は、体力増進アドバイザー。実は清里町は全国的にも道路舗装率が高い町です。自転車やウォーキングにも最適ですし、運動施設も充実していて運動のしやすい町なんですよね。施設も活用しながら、町民全体の健康づくりをお手伝いする仕事になっています。

吉田 協力隊5人それぞれのミッションは違うかもしれませんが、すべてはまちづくりのため。観光とまちづくりは地続きだと思っています。仕掛け人ラボをひとつの交流の場として、5人がそれぞれの視点から意見を出し合い交流してほしい。いろんな問題に向かってどんどん挑戦していってもらえれば、この町がもっと面白くなると思うんです。我々は、それを全力でサポートさせていただきます。

堀川 清里町はまだ外からの風が入ってきていなくて、ゼロベースなんです。だからこそ自分の好きなことができるし、やりがいがある。町民の人たちも「これがやりたいなら手伝うよ」というスタンスの方が多いんですよね。そういった意味では、町ぐるみで応援してくれる環境は整っていると思います。気になったことにどんどん挑戦してもらって、町の人が地元目線で手伝ってくれる。もしかしたらそれが、協力隊が終わった後に自分の生業になるかもしれない。誰もが本気でやりたいことをできるような町にしたいです。

───バックアップ体制がすごい!協力隊として、どんな方に来てほしいですか?

本松 人が好きな人でしょうか。コミュニケーションスキルが高い人。「仕掛け人ラボ」の1期生になるので、手探りの期間も多いと思うんです。それを一緒に面白がってくれる人がいいなと思いますね。5人で連携をとりながら前向きに、そして2期生の後輩たちにつないでくれたら最高です。

堀川 人懐っこくて、面白いことが好きなムードメーカーですね。というのも、今回はこの町の起爆剤になれるような人が重要だと思ってるんです。昔のように「みんなが声を上げたら、何かが叶う」という環境を作りたい。だからその音頭を取れるような、声を上げられる人が来てくれると嬉しいです。その人が活動しやすいように、土壌はしっかりと整えておきます!一緒に「誰でもやりたいことが実現できる町」を作りましょう!

───これから応募を考えている方に向けて、町長からもメッセージをいただけると?

清里町・町長の古谷一夫さん。お話中も笑顔が絶えない

古谷町長 これから清里町は、もっともっと面白くなる町だと思います。町の外から若い方が来てくださることで、新たな刺激が生まれる。着任後すぐに変化を起こしてほしい!とは考えていません。長期的にじわじわと、でも確実に新たな清里町がつくられていく。そんな化学変化を起こしてほしいと思っています。来てくださる方が活動しやすいよう、町を挙げてサポートします!ぜひたくさんのご応募をお待ちしています。

▼募集職種
清里町地域おこし協力隊員 5名

▼任期
最大3年間 ※年度更新

▼委託形態
清里町地域おこし協力隊制度を活用した会計年度任用職員(フルタイム)

▼報酬(委託料)給与及び福利厚生等 
■ 給与:月額 約200,000 円(賞与4.5ヵ月分。変動の可能性あり)
■ 福利厚生:
各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
町営住宅または、職員住宅(※町営住宅の場合住居手当、39,000円まで)
活動に必要なパソコン及び車両(共用)は町が用意
■ 休日:
有給休暇(10日以内/年)、特別休暇(結婚、出産、育児、介護、忌引休暇等)
土日祝の振替、年末年始休(12/31~1/5)の振替含め週休二日以上 
※年度の途中着任の場合は勤務日数に応じて計算

▼必要事項
・現在、3大都市圏または政令指定都市または地方都市に在住で、清里町に住所を移し居住できる方
・地域住民と協力しながら活動に取り組める方
・普通自動車免許を持っている方
・任期終了後も引き続き清里町への定住を目指す方

▼応募方法
下記のサイトより募集要項の詳細をご覧下さい。
プロジェクトへの応募は、サイトの「興味ある」「応募する」ボタンからお願いいたします。

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清里町公認「裏」ガイドブック製作&新規観光コンテンツの開発リーダー募集!【仕掛け人ラボ一期生】
町の運動・スポーツ指導を担う民間団体設立を目指す「頼れるトレーナー」募集!【仕掛け人ラボ】

▼説明会イベントも開催します♪お気軽にご参加ください
①2024年5月20日(月)20:30-21:30 @オンライン
詳細・申込はこちら→https://kiyosatoshikakeninlab.peatix.com/

▼応募締切
1次締切:2024年5月24日
2次締切:2024年6月21日

▼選考の流れ
1次選考:書類審査・オンラインでの適性検査
2次選考:オンライン面談
2泊3日での現地訪問
3次審査:プレゼン・最終面接

▼問い合わせ先
清里町役場企画政策課 
TEL:0151-25-2135(企画政策課直通)
Mail:shikakeninlab@etic.or.jp 

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    ライター

    奥村菜依加

    1994年生まれ、北海道北見市出身。道内金融機関に6年間勤務。その後北見市の映像プロダクション・株式会社北映Northern Filmsにチーフマネージャー・ライターとして在籍。2023年退職、ライター・コピーライターとして独立。屋号はProduce One。猫とコーヒー、甘いものをこよなく愛している。

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