REPORT
NEW

【前編】7組のやりたいを発表!TOYOTA SOCIAL FES!! in 釧路/2025年11月30日開催当日レポート

2025年11月30日、釧路市の釧路公立大学にて若者の“やりたい”を応援する1日限りのイベント「TOYOTA SOCIAL FES!! in 釧路」が開催されました。

釧路で叶えたいアイデアを発表した7組のプレゼンターと約60名の参加者が集い、グループワークを通じて「“やりたい”夢に向けて、どのような道筋を立てると実現に向かっていくのか」「課題をクリアしていくためにどんなことができるのか」などのアイデアを持ち寄り、実現に向けての一歩を踏み出す機会となりました。

<トヨタソーシャルフェスとは?>

「よりよい未来をつくる」という想いのもと、地域の未来をつくる活動を2012年から全国47都道府県で実施しています。環境保全活動や、自然を楽しむアクティビティの体験などさまざまなプログラムがあり、道内各地で開催を続けています。元々は「AQUA SOCIAL FES!!」として始まり、2018年に「TOYOTA SOCIAL FES!!」と名称を変更しました。道内では、今回のようなワークショップ形式は初めての開催でした。

<タイムテーブル>
12:30~ 開場
13:00~ イベント開始・全体趣旨説明、トヨタのカーボンニュートラルの取り組みについて紹介、自己紹介
13:25~ 7組のプレゼンテーション
14:05~ 集合写真撮影、2階食堂へ移動
14:20~ 興味があるテーマに分かれてワークショップ
15:50~ 全体発表
~17:00 終了

まず、ドット道東の須藤か志こより今回の企画趣旨を説明し、会場の釧路公立大学の川島啓教授よりご挨拶をいただきました。

続けて、トヨタが取り組むカーボンニュートラルについて紙芝居で紹介しました。その後、よりカーボンニュートラルの理解を深めるためトヨタ自動車北海道(本社苫小牧市)のご担当者からも詳しく解説いただきました。

続いては、プレゼンターの発表前に会場で隣り合う4名で1組になり、自己紹介の時間。

はじめましての方々と、名前・出身地・職業などをお互いに話していきます。
筆者が一緒になった方の中には、茨城県からいらっしゃっていた方がいました。地元が釧路でちょうど帰省されていたとのことで、足を運んでみたそうです。一言でもお話をしてみると、発見があるものです。
会場が少し温まったところで、7組11名のプレゼンターが登壇し、地元釧路で何を実現させたいのかのプレゼンテーションが始まりました。

当初のプレゼン内容を振り返ります。

①道東学会を広めたい!参加者を募りたい!(酒井りかさん/標茶町出身、浦幌町在住)

みんなで釧路開催の妄想をしよう!

釧路でこんな研究をしている人がいるよ、こんな社会実験している人がいるよ、この人に登壇してもらうと良さそう!をみんなで意見を出し合います。

そして、釧路開催をするならこんな内容でこんなテーマでこんな人選で、なんだったらいつ頃、どこで開催します!

なんていうのを最後に発表できたらいいなと思います。

②空きビルの新しい場づくり、始動!(天野哲さん&プロジェクト参加大学生)

今年10月より、釧路駅近くの空きビル・空き店舗を改装し、若い世代から年配の方まで集まれるような場づくりを始動しました。

ずっと閉まっていたシャッターに釧路の大学生に絵を描いてもらうところから始まるこのプロジェクト。

多様な人を巻き込みながら「どんな利活用ができるか?」を、ワークショップで考えていきたいです!

③地域の声から、活性化アイデアをつくりたい!(附属釧路義務教育学校8年生チーム)

附属釧路義務教育学校の後期課程では、3年間を通して総合的な学習の時間に「釧路を活性化するマスタープラン」を考えています。

今回発表する3名は地域の事業者へのインタビューを行い、そこで見つけた課題や魅力をもとに、活性化のための施策をまとめました。

ワークショップでは、それぞれの施策をさらによくするためのアイデアを一緒に考えたいです!

④Cool Stay 釧路プロジェクトを盛り上げたい!(沖舘和音さん/岩手県出身、釧路市在住)

「Cool Stay 釧路プロジェクト」では、単に気温の低さを伝えるのではなく、「釧路で涼しく過ごすこと」そのものを夏の新しい選択肢=新習慣として提案しています。

避暑地ではなく、断暑地としての釧路の魅力をもっと多くの人に届けたいと考えています。

今回のワークショップでは、PRアイデアを出し合い「これなら自分たちでもできる!」というものを一緒に深掘りしたいです!

⑤エゾシカを軸とした共創まちづくりを通じて、阿寒町を挑戦できるまちにしたい(西本将来さん/広島県出身、釧路市在住)

阿寒町では、地域課題であるエゾシカを“資源”として活かし、グルメや観光、6次産業化を通じて新しい産業や移住を生み出す「エゾシカの町へ」育てていくことを目指しています。

今回のワークショップでは、「エゾシカでこんなことができるかも」「阿寒を元気にしたい!」というアイデアをみんなで出し合い、共生の視点から地域が盛り上げる可能性を一緒に考えたいです!

⑥サブカル・コスプレを通した地域おこしがしたい!(石山あかりさん/釧路市出身、在住)

サブカルチャーやコスプレをきっかけに、学生を中心としたコミュニティづくりや地域を盛り上げる活動に取り組んでいます。

釧路でも気軽に参加できる環境をつくり、「興味はあったけど行けなかった」という人にも楽しんでもらえる場を目指しています。

ワークショップでは、それぞれの興味を引き出しながら「行ってみたい!」「楽しそう!」と思えるイベント内容を考えたいです!

⑦知床/阿寒摩周/釧路湿原の3つの国立公園と地域を結ぶ、ロングトレイルを知ってほしい!(荻野峻宏さん/愛知県出身、弟子屈町在住)

北海道東トレイルでは、若い世代に“歩くこと”の価値をもっと身近に感じてもらうイベントづくりに取り組んでいます。

今回のワークショップでは、参加者が実際にキャンパス内を歩きながら対話し、その体験をもとに「歩くよさをどう広げられるか」を一緒に考えていきます。

身体を動かしながら生まれる気づきや、歩くからこそ感じる視点を大切にし、若い世代にも“歩くこと”の楽しさや可能性を感じてもらう時間にしたいと考えています。

その後大学内の食堂へ移動し、ワークショップを開始。各グループ6~9名に分かれて大きなテーブルを囲み、80分間のグループワークに移りました。写真で様子を紹介しましょう。

テーマを設定して話し合いを進め、思いついたアイデアを一人一人付箋に書いていきます。模造紙にアイデアをまとめていき、全体を整理しながら話をどんどん深めていきます。トレイルチームは外に飛び出し、みんなで歩いていたようです。

グループワークを終えて発表した内容は、後編へ続きます。