【DOTO-NETニュースレター全体公開】.DOTO LETTER 20250106week
道東の未来をつくるコミュニティ「DOTO-NET」では会員向けニュースレターを毎週配信しています。2025年最初の配信は、ドット道東代表理事 中西からの年初のご挨拶です。多くの方にご覧いただきたく、内容を公開いたします。
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あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年から始めたDOTO-NETニュースレターの月初コラムが、今回で2年目を迎えました。本来はDOTO-NET会員向けに書いている月初コラムですが、今回は年初ということもあり、公開の形にしています。
この1年、毎月1回文章を書くことで毎月の振り返りの場となり、読んでくださるみなさまがいることはとても心強かったです。日々、忙しなくしているとなかなか振り返ることができないのですが、一年続けてやってよかったなと感じています。本当にありがとうございました!
2025年も、これまで以上にDOTO-NETのみなさまと一緒におもしろい道東にしていけたらと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。
「すべては当たり前じゃない」という気づき
2024年は、DOTO-NETが設立1周年を迎えた節目の年でした。この1年間、ドット道東では新たな仲間も迎えながら、「理想を実現できる道東にする」というビジョンに向けて引き続き挑戦を続けています。
特に印象的だったのは、新たに荒水くんがチームにジョインしてくれたこと。荒水くんはガイドブック「.doto」のコピーを手がけてくれたり、創業時の思いを形にしてくれた仲間でした。こうやって一緒に働くことができるようになって嬉しいですし、人生って不思議なものだな〜としみじみ実感しています。(荒水くんジョインについての記事は以下をご覧ください)
そんな2024年を振り返る中で、改めて感じたのは「すべては当たり前じゃない」ということでした。これは先月のコラムでも書いたことですが、創業時から比べてメンバーも倍以上に増えている中で、時に家族が増えたり、年を追うごとにライフステージや役割は少しずつ変化しています。
この先もさまざまな変化が待っていて、いまと同じ状況はあり得ないのだからこそ、今いる仲間や環境を噛み締めて、この瞬間を全力で楽しみたいと思うようになりました。そしてそれはドット道東が起こしてきた変化もまた同じではないかと考えています。
道東という広域のアイデンティティ
これまで仮説として考え・実践してきたことは「道東」という広域のアイデンティティが醸成されることで、人々が集い、広域での消費や価値交換、共創が始まるということでした。これは地域間の緩やかなつながりを通じて経済を回し、人々が支え合いながら生きる仕組みをつくる“共生”の潮流だと考えています。
広い道東の中で、それぞれが離れたまちに住んでいながらも「仲間」としてつながれること。それは一見すると当たり前のようですが、実際にはとても貴重なことです。
例えば、この年末にも開催された「道東ヤング忘年会」。年末年始の帰省時期に合わせて道東内外に住んでいる道東にゆかりのある若者が浦幌町に集まって忘年会をしています。そこでは初めて会う方もいらっしゃったり、地元を離れて普段はなかなか道東に来られない方と道東に住んでる同年代の方が交流して毎年盛り上がっているそうです。(オーバーエイジのためぼくは行ったことない笑)
厳密には同じ地元じゃない(同じ町出身じゃないという意味)にも関わらず、「道東」という共通言語のもと、集まれるということは単純に昔の自分を想像するととても羨ましいことだなあと思います。こんな風にあたらしい共通言語が人を結びつけ、今まではなかったあたらしい共通体験をつくっています。
「あったらいいのに、誰もやらないこと」の多くは、面倒で、誰もやりたがらないことかもしれません。それでも誰かが声を上げ、場をつくるからこそうまれる「あたらしい当たり前」は誰かの人生を豊かにしてくれます。
これから先の地域では、今よりも人口が減っていく中、当たり前にあったものが次々となくなっていく未来が待っているかもしれません。当たり前にあることすら、なくなっていく世の中なのだとしたら、これまでのドット道東で生み出してきたいい兆しすらも続けなければ当たり前になくなってしまうということです。
「あったらいいのに、誰もやらないこと」だからこそみなさんと一緒につくり続けていきたいです。
2025年に向けて
2025年は、「理想を実現できる道東にする」というビジョンをさらに具体化する1年にしたいと思っています。そのための取り組みとして、現在ミッション・バリューの策定を進めています。(見直すと5月くらいから言ってた…笑)
また、社会や環境に与える影響を可視化するインパクト評価のためのロジックモデルを構築しています。これらは、道東において「挑戦が循環し、新たな出会いと価値を生む仕組み」を形にするための道しるべとなるはずです。これらは春のリリースに向けて絶賛準備中。合わせて一つ大きな挑戦のお知らせもできるかと思うので、楽しみにしていてくださいね。
DOTO-NET、入ってください!!!
そして最後にひとつ!これを読んでくださっているあなたもぜひDOTO-NETに参加してくれませんか?
挑戦の連鎖をつくるには、一人ひとりが一歩を踏み出すことが不可欠。そして、その一歩はめんどくさいことや、誰も手をつけないようなことから始まるのかもしれません。
それでも、その一歩が未来を動かすきっかけになることを信じて、ドット道東は事業を続けてきました。だからこそ!そんな未来を一緒にDOTO-NETからつくっていきたいと思っています。
「若者を応援する」という目的の元、ヨチヨチ歩きの試行錯誤で昨年一年を過ごしてきました。会員になってくださっている方には明確なリターンをつくれているわけではないし、形にしたいことも、やれてないこともたくさん。それでもそれでも応援してくれたり期待してくださる方々がいたから、DOTO-NETやドット道東は事業を続けて来れています。事実、会員になってくださった方々は「よくわからないけど、君たちがやってることだから応援する!」と応援してくださる方も少なくありません。本当にいつもありがとうございます・・・!
「あったらいいのに、誰もやらないこと」だからこそ、これまでのドット道東の事業や活動の中で、少しでも共感したことがあるという方は一緒にこの道東の未来をつくるアクションに参画してほしいのです。
まだまだ時間はかかるかもしれませんが、それでもきっといつか「関わっていてよかった」と思えるようなものにしていきたいと年始に決意を新たにしています。関わり方もそれぞれ選べるので、これを読んでくださってる方はぜひもう一度DOTO-NETのページをのぞいてみてくださいね。
2025年も、大きな知らせを仕込みつつ、広域でのつながり合い、挑戦を循環させる仕組みを皆さんと一緒に形にしていければと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします!
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